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フェイク ウソ、ニセに惑わされる人たちへ 小学館新書
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フェイク ウソ、ニセに惑わされる人たちへ 小学館新書

中野信子(著者)

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フェイク ウソ、ニセに惑わされる人たちへ 小学館新書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2022/06/01
JAN 9784098254187

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商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2023/11/17

「脳は、酸素の消費量が人間の臓器で最も多い」ので「基本的にあまり働かないように、つまり思考しないようにして脳の活動を効率化し、酸素の消費を抑えようと」するとのこと。だから人からの命令に従うとか、多数派に流されるのが楽に感じられるのだ、と納得した。逆に、自分で考えて行動するのにはエ...

「脳は、酸素の消費量が人間の臓器で最も多い」ので「基本的にあまり働かないように、つまり思考しないようにして脳の活動を効率化し、酸素の消費を抑えようと」するとのこと。だから人からの命令に従うとか、多数派に流されるのが楽に感じられるのだ、と納得した。逆に、自分で考えて行動するのにはエネルギーが必要だ。 人間が共同体を形成してうまく折り合っていくには、ある程度のウソ(フェイク)も必要。しかしお互いに傷つかないためにも、一人一人が自分で考えて行動するということが大事なのだと思った。

Posted by ブクログ

2023/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ウソをつくほうもつかれるほうも、知性が大事。 脳を楽なほうへ流さない事。 処理流暢性が低い情報に触れる事。 第二次世界大戦下で、イギリスはドイツに先駆けてレーダーを用いて暗闇でもドイツ軍機を捉えることに成功した。 しかしレーダーの存在がバレないよう、イギリス空軍がニンジンを食べて視力を上げている、とウソの情報を発信し、その後ブルーベリーが視力回復に効果的という風説が広まったというエピソードが面白かった。

Posted by ブクログ

2023/01/13

中野信子の別の本にも記載されている上ら心理学の基本的な知識が多いために、既視感がある内容。それでも繰り返し読んでも為になる。 最近、文藝春秋の動画で東浩紀や成田悠輔、先崎彰容らとの対話を見たが、中野信子の話の切り口がとりわけ興味深かった。イデオロギーや外交問題を行動科学、脳科学...

中野信子の別の本にも記載されている上ら心理学の基本的な知識が多いために、既視感がある内容。それでも繰り返し読んでも為になる。 最近、文藝春秋の動画で東浩紀や成田悠輔、先崎彰容らとの対話を見たが、中野信子の話の切り口がとりわけ興味深かった。イデオロギーや外交問題を行動科学、脳科学まで掘り下げて説明するから、他者の統計的な社会現象論や因果論の語り口に一線を画していたように見えたからだ。 本著はそうした基本的な内容において、人間社会の関係性に蔓延るウソについて、その役割に迫る。ウソが生存に不要ならば、嘘つきは絶滅していた筈。社会にウソが蔓延するのは、それが関係構築と種の存続に必要だったからだ。 ウソは基本的に自己欲求の充足の手段。事実との乖離を戦略的に用いる事による保身、承認、獲得、支配、歓心、妄想。その結果、対象がウソによって被害を被る場合とそうでは無い場合があるが、前者は詐欺、後者は方便という。仮説や想像が虚構ならば、我々は先にウソを描き、共有する事で現実に塗り替えているとも言える。そのトランスファーが他者との関係性において、何かしらの損得を齎す事になる。結果それは、自己充足なのか、共に満たされる虚構なのか。詐欺かお世辞か、とも言えるだろうか。ウソ=悪という二元論が如何に幼いことか、改めて感じる話であった。

Posted by ブクログ

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