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捜索者 ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2022/04/20 |
JAN | 9784151850011 |
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商品レビュー
3.7
33件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・あらすじ アイルランドに移住した元アメリカの刑事が地元の子供に行方不明の兄を探してほしいと依頼され捜査を始める。 ・感想 ほぼ700ページ。 作品によってはあっという間と感じるページ数も今作に関しては冗長に感じてしまった。 悲惨な境遇だから仕方ないとはいえ子供が好きになれなかった。
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アイルランド西部の田舎街。豊かな自然や動物たちと、まるで対照的な個性あふれる住民たちで構成された濃密なコミュニティ。そんな中に飛び込んだ元シカゴ市警の刑事。ゆっくりとしたペースで、主人公と「キッド」の関わり、そしてキッドの兄の行方探しが始まるのであった。 著者が女性というのに最後...
アイルランド西部の田舎街。豊かな自然や動物たちと、まるで対照的な個性あふれる住民たちで構成された濃密なコミュニティ。そんな中に飛び込んだ元シカゴ市警の刑事。ゆっくりとしたペースで、主人公と「キッド」の関わり、そしてキッドの兄の行方探しが始まるのであった。 著者が女性というのに最後まで気づかなかったけど、アメリカ在住の娘が長距離電話で主人公にアドバイスするシーンがすごく良かった。 3.7
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ミステリではありますが、大自然の中、ゆったりしたテンポで進む小説。 そのリアルさで、胸に迫ります。 シカゴで警官をしていたカルは次第に熱意を失い、離婚し、職を辞めて、父祖の地アイルランドに移住してきた。 人里離れた廃屋をわざと選んで、補修しながらの暮らし。 村人とも少しずつ交流...
ミステリではありますが、大自然の中、ゆったりしたテンポで進む小説。 そのリアルさで、胸に迫ります。 シカゴで警官をしていたカルは次第に熱意を失い、離婚し、職を辞めて、父祖の地アイルランドに移住してきた。 人里離れた廃屋をわざと選んで、補修しながらの暮らし。 村人とも少しずつ交流が始まるが、まだ互いに手探りで、ペースが合わないでいた。 ある日視線を感じ、男の子が覗いていたと知る。 少し離れた所に住むトレイという子で、みすぼらしい格好が気になり始める。 何気なく手作業を見せたり、教えたりするようになっていった。 このトレイは、仲のいい兄が失踪したので探してほしいという望みを実は抱いていた。 困惑しながらも、放ってはおけないカル。 兄というのが、自分で勝手に出て行っただけとも考えられたが‥ 愛し合っていた妻にとうに見限られ、それでもいまだに以前の感情がよみがえったり。 娘のことが気になって仕方がないが、もう子供ではないと突き放されたりしつつ。 閉鎖的な村の住人との付き合いも、近づきかけては不穏な気配が立ち込める。 必死で愚かな人の営み、精一杯でみみっちいすべてが、立ち向かいようのない自然の一部であるかのように。 取り返しがつかないことも、絶望ではなく、大きな流れの中に。緩やかにおさまっていく‥
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