歴史とは靴である 講談社文庫

磯田道史(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2022/04/15
• JAN: 9784065276198

商品レビュー

2025/07/22

そっか！歴史って靴だったのか！とはすぐなるはずもなく…。
言ってることは、マジで分かりやすく、講義を受けている女子生徒のリアクションもあいまって、臨場感半端なかった。
それに、内容も面白かったし、着用してらっしゃるネクタイ、さかなクンからのプレゼントだったんですね〜。
ま、それは一旦置いといて、「歴史」というもの自体が日用品のように大切なのは分かった。
今、こうしてブクログで感想書いてるのも、私の歴史の一部だから。
でも、なぜ靴だったのか、読み飛ばしてしまった部分もあるから、もっとよく読めやと言いたいところだけど…。
とりあえず、面白かったです！！

2025/05/09

高校生向けの特別講義がもと。（笑）（「えーっ」）（「へー」）（「キャーハハハ！」）という反応も挟まっていて、臨場感がある。
百点神社実験、自分の結婚の年齢、ゆるキャラの歴史、サカナくんのネクタイといった、女子高生の喜びそうなネタも入れながら、歴史を学び研究するとはどういうことなのかをレクチャーする。より広く、なにかに興味をもつとはどういうことなのか、それを突き詰めるにはどうすればよいかという本としても読める。
史料だけに頼ることの限界や落とし穴にもちゃんと触れている。ちょっと脱線して、天皇家には姓がないが、姓がなければ易姓革命もないといったことや、前方後円墳の形がなにに由来するのかなど、結構ディープなことも喋っている。軟硬をうまく混ぜるあたりはさすが。
タイトルのネイミングもいい。なんで歴史が靴なの？　思わず手にとってみたくなる。女子高生気分で読むのもいいかもしれない。

2025/01/18

詳細は、あとりえ「パ･そ･ぼ」の本棚とノートをご覧ください。
　→　https://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-2034.html

どんな内容か知らずに、読み始めたのだけど、これは面白い。（*^_^*）♪
歴史とはなにか、その答えの１つが　「歴史とは靴である」　です。
そして、「歴史を知ることは」　今を見つめ、これからどう生きるかを考えるためのもの。
過去を知り、未来に活かす　それが「歴史」を学ぶ意味だ！　と、この本は教えてくれます。