アクロイド殺人事件 ラダーシリーズLEVEL4

アガサ・クリスティー(著者)

• 販売会社／発売会社: IBCパブリッシング
• 発売年月日: 2022/04/20
• JAN: 9784794607072

商品レビュー

2024/06/30

いまさらながら、傑作ミステリの呼び声高いアクロイド殺しを読了。途中から昔読んだことがある様な、、、と思い読み進めたが、結末はやはり朧げな記憶の通りであった。

さて、この本は街の大富豪アクロイド氏が殺害された事件を主人公のシパード医師と、引退したエルキュールポワロが解決していく物語である。

誰がどうみても怪しい容疑者が何人も登場し、結末は思いの外の結末を迎える。

いくつも後発のミステリを読みすぎてしまったせいか、そこまでの衝撃を感じなかったと思う。これは決して2回目だからという理由だけではないと思う。

2024/04/03

YL3　語数14000　2024.4.1★ADY　
未亡人の睡眠薬を飲みすぎた死、
そして地域の名士のアクロイド氏の殺人事件。
医師シェパード氏による手記という形で物語は進みます。ポワロものですが、ポワロは引退した外国人として近所に住んでいます。
ミステリ界に衝撃を与えた問題作！
まだ読んだことない方は絶対にネタバレ注意で読んでほしい本です。

2022/06/09

英語多読のために読みました。ポアロ好きです…ホームズより好きです(理由は後述)。こちらは一応探偵を引退して、のどかな田舎町に隠居したポアロ。一見平穏で閉鎖的なムラ社会で起きた実業家の殺人事件。ポアロ自身衰えは認めていますが、それでもやはり着実に、真犯人を突き止めます。最後の最後の展開が非常に意外で、「？」「？！」「？！！」と2度読み、3度読みしました…多読は読み返しNGともいいますが、抗えませんでした。
どうしてもコナン君の影響で、探偵といえばホームズのように、「犯罪は許さない」、「犯人を追い詰めて死なせるのは殺人と同じ」、「必ず法に基づき罪を償わせる」といった信条を持っているイメージがあったのですが、ポアロはその辺にかなり柔軟な考えを持っていると思っていて、私はそれがたまらなく好きです。オリエント急行殺人事件しかり。