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アイヌのビーズ 美と祈りの二万年
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アイヌのビーズ 美と祈りの二万年

池谷和信(著者)

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アイヌのビーズ 美と祈りの二万年

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2022/04/08
JAN 9784582838961

アイヌのビーズ

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2023/05/19

国立アイヌ民族博物館の特別展「ビーズーーアイヌモシリから世界へ」をきっかけに編纂された本。 大きめのビーズを連ねた首飾りであるタマサイ、それに円盤状のシトキという飾り板を付けた物。そしてビーズ製のニンカリという耳飾り。 古くは大陸から、中世には本州から輸入で入ってきたガラスビーズ...

国立アイヌ民族博物館の特別展「ビーズーーアイヌモシリから世界へ」をきっかけに編纂された本。 大きめのビーズを連ねた首飾りであるタマサイ、それに円盤状のシトキという飾り板を付けた物。そしてビーズ製のニンカリという耳飾り。 古くは大陸から、中世には本州から輸入で入ってきたガラスビーズがアイヌ文化で愛されてきたんだなぁと。 なにげに縄文時代に新潟の翡翠が北海道まで行っていたのにびっくり。航海技術すごない? もったいないのは博物館に収蔵されているビーズでも、だれが・いつ・どうやって・なんのために入手したのかが分からない物が多いと言うこと。 今後発掘により入手できるものならば来歴がそこそこ判別できるのだろうけど、ビーズだけだとそれも難しいのが残念。 小児(男児)が前髪から垂らすビーズ『ホホチリ(2番目のホは小文字)』という風習がかわいい。 単に三角形の布だったり、それに細かいビーズを刺繍したものがったり、ビーズのみのビーズステッチっぽいものだったり。 小動物など獲物を自分で捕ることができた時に大人に切って外してもらえたとのことなので、一人前の証的なものだったのかなぁ。 またそれを、女性用の帽子にぶら下げた物もあったというので、切ったあとのものを記念に残してあったか子のために作った物を自分の装飾にも転用したか、生まれる子のために作り溜めたものかとか、想像が膨らみます。 台湾のパイワン族の多色ガラスのビーズの名称が興味深い。 アフリカのサンブルの結婚観やビーズ一粒一粒に込めた思いもすごかったなぁ…。まさしく記憶装置。 世界各地のビーズ文化が絶えないといいなと思います。 小さなガラス玉の中に民族の歴史や文化とロマンがいっぱい詰まってるんだなあ。

Posted by ブクログ

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