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夜の都
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2022/03/29 |
JAN | 9784041074442 |
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夜の都
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商品レビュー
3.9
7件のお客様レビュー
読むの時間かかったけどおもしろかった!ファンタジー×ホラー。 幻想的すぎて想像が追いつかないシーンもあったけど、迫力あったー。 装丁もめちゃくちゃ好み!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ようやく出たぞ、第2作。 第一次世界大戦後の日本をモデルとしたパラレルワールドもの…? と冒頭で感じつつ読み進めたら、ライラという何か別の作品を連想してしまいそうな名を持つ主人公の少女が、異界と現世を行き来するという、よくある設定のファンタジーに突入していったな…と、一抹の不安とまでは言えぬが何やらアラートのようなものに捉われる…。 が、終わってみれば、昔話のかぐや姫伝説に始まり、果ては関東大震災にタイタニック号のエピソードという史実まで、風呂敷を広げて欲張りにも取り込んだ、高い視座を持つ物語であり、読み応えがあった。 後半、姉弟子のトキが”リッチ”と化し、次いで師匠であるクダンは”レイス”になぞらえられた上で、ライラが彼女たちと互いに魔術を繰り出しながら戦う場面では、前作「迷い家」でも見られた、RPG的な要素が強く感じられ、嗜好が同じ向きには面白く受け止められるだろう。 始めから終いまでことごとく平仄を合わせてカタルシスをもたらす緻密な類の作品ではなく、善悪や正邪といった二分論に縛られない混沌とした価値観の下で展開される、妖しくも美しい幻想世界に耽溺することこそが、この小説を味わう真髄であるように思う。
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圧巻。びっくりするほど面白くてほとんど一気読みの勢いで読んだ。すっっっごい。アニメ映画化してほしい。絢爛で美しくて妖しい魔術の世界と、魅入られてしまった少女のお話。個人的にはさりげなく百合なのも嬉しかった。迷い家も好きだったけど、山吹静吽さんの作る壮大で独特の世界観と、人間らしい...
圧巻。びっくりするほど面白くてほとんど一気読みの勢いで読んだ。すっっっごい。アニメ映画化してほしい。絢爛で美しくて妖しい魔術の世界と、魅入られてしまった少女のお話。個人的にはさりげなく百合なのも嬉しかった。迷い家も好きだったけど、山吹静吽さんの作る壮大で独特の世界観と、人間らしい感情の機微が描かれているところがとても好き。
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