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中央線小説傑作選 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2022/03/23 |
JAN | 9784122071933 |
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商品レビュー
3.3
9件のお客様レビュー
中央線沿線が登場する小説を知る機会を得られて良い読書時間であった。知っている地名が出てくるのは楽しい。
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有名作家がずらりと並ぶ。 一同に読むことができるのが良かった。 文体の違いが分かるし、特徴も分かりやすい。 読みたくなったのは原民喜。 収録されている『心願の国』はエッセイ的な遺書のようなもの。 文章が柔らかく、切なくて胸が締め付けられた。 小学生の時に読んだきりでほとんど知ら...
有名作家がずらりと並ぶ。 一同に読むことができるのが良かった。 文体の違いが分かるし、特徴も分かりやすい。 読みたくなったのは原民喜。 収録されている『心願の国』はエッセイ的な遺書のようなもの。 文章が柔らかく、切なくて胸が締め付けられた。 小学生の時に読んだきりでほとんど知らないから改めて読んでみたくなった。 中央線の西荻窪と吉祥寺の間の線路に横たわって自殺したことも知らなかった。 元々好きな上林暁と小沼丹も良かった。 内田百閒と井伏鱒二はとても短いエッセイ。 読んだことがあったのは、吉村昭『眼』だけで、あとは全て初見。 実は松本清張はひとつも読んだことがなくて、これで読めて良かった。なるほど人気があるのも分かった。 太宰治の『犯人』は志賀直哉が酷評してその後のいざこざになった作品だけど、私は「さすが太宰治、うまいなぁ」と思った。一番文章が今っぽいと思う。
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東京~高尾間を走るJR中央線の沿線を舞台とした短篇小説のアンソロジー。 東京生活も30年以上になるが、これまで中央線沿線に居住したことはなく、また通勤で使ってもいないし、武蔵境より西は乗車したこともないくらいなので、あまり馴染みがあるとは言えない。ただ、井伏鱒二を中心とした...
東京~高尾間を走るJR中央線の沿線を舞台とした短篇小説のアンソロジー。 東京生活も30年以上になるが、これまで中央線沿線に居住したことはなく、また通勤で使ってもいないし、武蔵境より西は乗車したこともないくらいなので、あまり馴染みがあるとは言えない。ただ、井伏鱒二を中心とした阿佐ヶ谷会のことは『荻窪風土記』を始め参加者のエッセイなどで読んだことがあったし、文学者や画家など多くの文化人が住んでいた(いる)ことは有名な話。 中央線の線路で自死した原民喜の『心願の国』は正に遺書のような作品で、読んでいて堪らない感情が込み上げてきてしまった。尾辻克彦の『風の吹く部屋』は、収録作の中では一番のお気に入り作品。父と娘の微笑ましい生活の一コマの描写が続くのかと思って読んでいたら、「お風呂へ行くよ」とのセリフ。銭湯でなくてうちのお風呂に行くよというので??になったら、国分寺の自宅から中央線に乗って高円寺にあるお風呂に行くという話。シュールなようで生活感のある描写が何とも言えない。松本清張の『新開地の事件』は、昔ながらの農地が点在するムラと新しく住宅の広がるマチとが混在する ”新開地” における夫婦とその娘、養子に入った婿との愛憎を巡る事件を描き、さすが清張という作品。
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