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諜報の技術 CIA長官回顧録 中公文庫
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諜報の技術 CIA長官回顧録 中公文庫

アレン・ダレス(著者), 鹿島守之助(訳者)

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諜報の技術 CIA長官回顧録 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/03/23
JAN 9784122071957

諜報の技術

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2024/09/03

諜報の技術 CIA長官回顧録 著:アレン・ダレス 訳:鹿島 守之助 中公文庫 タ10-1 良書 CIA元長官ダレスのスパイ組織論 その根幹にあるのは、孫子の五間である 情報戦争の鉄則は、孫子曰く「先んじて知ること」と本書の冒頭にあり まさに、本書は、アメリカ版「孫子」です 気...

諜報の技術 CIA長官回顧録 著:アレン・ダレス 訳:鹿島 守之助 中公文庫 タ10-1 良書 CIA元長官ダレスのスパイ組織論 その根幹にあるのは、孫子の五間である 情報戦争の鉄則は、孫子曰く「先んじて知ること」と本書の冒頭にあり まさに、本書は、アメリカ版「孫子」です 気になったのは、以下です。 情報とは、行動の方針を決定するに当り、あらかじめ承知しておくべきいっさいの事項を網羅するものである 孫子兵法の第13編「用間」、間諜(スパイ)は、郷間、内間、反間、死間、生間の5つに分けられる 孫子とは、スパイ活動に関して、卓越した分析を行った最初の人であると同時に、情報組織に関する勧告を文書で行った最初の人である。 さらに、対情報、心理戦、欺瞞術、保安術、捏造者等にいわば情報技術のいっさいにわたって論及しているのである 暗号:日本の外交暗号、海軍暗号の解読能力を、防諜部隊CICは創り出していった 特務:敵支配下にある地域の反政府組織を援助すること、侵攻の準備を秘密裏に進めること アメリカ情報機関の要件 成功は人に告げらるることなく、失敗はこれを告げざる人無し 次の危機がどこで起きるかを確実に予言することは不可能である このような危険性を予測し、あらかじめ警告することによって政府に何らかの措置を取らしめるのが情報活動の使命である 情報活動とは、いかに収集するかということの他に、いかに分析するかという問題がある 情報収集は、新聞、書籍、学術技術出版物、政府の公刊報告書、ラジオ、テレビなどから得られる公然たる情報の場合がまさに正である 情報収集の目的は、主として、目標に達するために、障害を切り抜けることである 諜報の本質は、接近である 情報機関が非常に重要な目標に自分の諜報工作員を潜入させることができない場合、代替案は、すでに現地にいる誰かを我が方に引き抜くことである 多くの情報が、自発的提供者により、我々の手に入るという事実によって補われる 情報機関が関心を有している事項は非常に多く、多岐にわたるため情報収集に順位をつけなければならない 陥穽:だけかを協力者に仕立てる場合、弱点をつかって陥れるか、弱点が無い場合は、不都合な状態に陥れて誘い込まなければならない よい情報官であるための条件  ①人間を見る力があること  ②困難な条件の下で、他人と協力して働くことができる  ③事実と虚構を見分けることを学ぶ  ④大切なことと、そうでないことを区別できる  ⑤探究心をもつ  ⑥大きな工夫ができる  ⑦微細なことにも適当な注意を払うことができる  ⑧沈黙すべき時は、口を閉ざす よい情報官は他人の考え方、見方、行動などに対して、たとえそれが自分のものとは異なったものであっても理解を持つべきである。 頑固で心が狭いと、情報活動における明るい未来は保障されない 序言 個人的なノート 第1章 情報の歴史 第2章 アメリカ情報活動の発展 第3章 アメリカ情報機関の要件 第4章 情報の収集 第5章 情報機構における作業 第6章 計画と指導 第7章 主要な敵――ソ連情報機関 第8章 対情報活動 第9章 協力者 第10章 謀略工作 第11章 情報はどのように利用されるか 第12章 情報活動に携わる人々 第13章 神話・事故・妨碍 第14章 冷戦における情報機関の役割 第15章 自由社会における機密保持 第16章 情報機関とわれわれの自由 ISBN:9784122071957 出版社:中央公論新社 判型:文庫 ページ数:456ページ 定価:1300円(本体) 2022年03月25日初版発行

Posted by ブクログ

2024/07/10

 スパイマスターとして長年諜報に携わった著者が書き記した本。CIA長官としての使命、また諜報員の心構えなど、情報機関としてのあり方について著者が語る。本書は冷戦時代に書かれた本ということもあって、ソ連を中心とした共産圏に対する強い警戒心を抱いている。どんな手を使ってでも、自由と民...

 スパイマスターとして長年諜報に携わった著者が書き記した本。CIA長官としての使命、また諜報員の心構えなど、情報機関としてのあり方について著者が語る。本書は冷戦時代に書かれた本ということもあって、ソ連を中心とした共産圏に対する強い警戒心を抱いている。どんな手を使ってでも、自由と民主を守り抜くという信念で使命を全うした。CIAは共産圏の情報を何よりも欲しがっていたため、その地域に住む不満分子を利用して、そこから情報を得ていた。

Posted by ブクログ

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