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幸村を討て
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幸村を討て

今村翔吾(著者)

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幸村を討て

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2022/03/22
JAN 9784120055157

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商品レビュー

4.3

105件のお客様レビュー

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2022/05/21

歴史小説×ミステリーの味わい。

2022年5月読了。 「真田好き」の自分としては、発売の記事を読んだ時から気合充分で読み始めた。 一次資料の少ない信繁(幸村)を敢えて中心に置かず、その周りの武将達を描くことによって、「幸村の戦い」ではなく「真田家の戦い」に擦り変わって行くと云う着想には唸らされた。 結...

2022年5月読了。 「真田好き」の自分としては、発売の記事を読んだ時から気合充分で読み始めた。 一次資料の少ない信繁(幸村)を敢えて中心に置かず、その周りの武将達を描くことによって、「幸村の戦い」ではなく「真田家の戦い」に擦り変わって行くと云う着想には唸らされた。 結果(歴史)が分かっている戦いに於いて、読者を如何にその世界へ引き摺り込むかが、作家の腕の見せ所だが、連作短編集の形で徐々に不可思議な謎を纏わせ、最後にまるで「法廷劇」の如くスパッとキメて見せるキレの有る結末には拍手を送りたい。 歴史小説にミステリ要素を絡めると云うのは、簡単なようで難しいこと。それを「真田家」で書き上げた挑戦は本当に素晴らしい。 ただ、ただね…、実質的にこのお話は「真田家の戦い」にした信幸(信之)の物語に成っていて…、信繁がフワフワッとしか描かれていないのと、こんなにお兄さんが野心的な方であれば、あんな事態には成らなかったのでは無いか?と云うそもそも論的な感情が芽生えてしまう訳で…。勿論、「小説」であることは分かっているのですが、無い物ねだりをしてしまうんですよ、「真田幸村」のファンとしては…ww。 だからその分だけ、評価はマイナスに成っちゃいました。 でも、これを読んで又「真田太平記」を読み直したいなぁと思ったのも確かです。今村先生、ありがとう。

左衛門佐

2025/01/19

真田幸村が好きだから、読んだ。 1章が短くて、そのつながりを楽しむ感じの本で、駆け引きが好きな人にはよいと思った。 でも、今のぼくは、長くて深いお話を読みたかったから、少し残念だった。(中1)

Posted by ブクログ

2025/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

真田幸村の知識ゼロで読み始めました。 が、冒頭からぐいぐい引き込まれる。 やっぱすごいな今村翔吾!読ませる力が半端ない。 有楽斎、南条元忠、後藤基次、伊達政宗、毛利勝永、真田信之。 6人の武将の視点で幸村に絡む物語が多角的に進み、ラストは家康と本多正信、真田信之の対話ですべての伏線が回収されます。 大河ドラマ真田丸と並行して楽しんだので、小説の脳内キャスティングは真田丸の面々で。 もちろんキャラ設定は小説と大河は別物ですが、文章を脳内で映像に変換して読めるので楽しい。 今村翔吾さんの小説はいつもどこか爽やかな男くささを感じるというか、男性しか感じないのだろうなという繊細な感情が伝わってきます。 淀殿と毛利勝永のエピソード、ラストの悲しい美しさにジーンと。 戦場で駆け抜ける馬上の幸村と視線を交わす、政宗、勝永との絆にも胸打たれました。 いつもながら、読後が爽やか。 どこまでが史実にあるのか、もっと歴史を知りたくなります。

Posted by ブクログ