犯罪の科学 ニュートン新書

ティム・ニューバーン(著者), 大庭有美(訳者), 林カオリ(訳者), 岡邊健(監訳)

• 販売会社／発売会社: ニュートンプレス
• 発売年月日: 2022/03/16
• JAN: 9784315525366

商品レビュー

2022/06/13

犯罪を研究する学問の犯罪学について、広く浅く簡潔明瞭に解説している入門書です。
犯罪とは何かから始まり、発生率の読み方、犯罪の制御法、予防策の考察までが綴られています。
派手さはなく実直な筆致ですが、そこに創作とは違う現実の犯罪を見据えている感じがしました。
今の犯罪がどうなっているのか、これからどうなるのかを考えるために適した一冊です。

2022/06/06

第1章　はじめに

第2章　犯罪とは何か?
相対性/刑事司法の焦点/犯罪かハームか?

第3章　誰が犯罪を行うのか?
ホワイトカラー犯罪/犯罪の分布/犯罪からの離脱/誰が犯罪を行うのか?

第4章　犯罪はどのように計測されるのか?
計測の始まり/新たなアプローチ/統計はどれくらい信頼できるのか?/犯罪調査

第5章　近年の犯罪の傾向を理解する
戦後の犯罪の激増

第6章　犯罪の減少を理解する
経済/処罰/警察活動/セキュリティと予防/妊娠中絶法の改正/有鉛ガソリン/最終的な見解

第7章　犯罪をどうコントロールするのか?
刑罰の傾向/社会化とインフォーマルな社会統制/犯罪をどのようにコントロールするのか?

第8章　犯罪を防ぐにはどうすればいいのか?
状況的犯罪予防/日常活動理論/再被害化/転移と拡散/予防の焦点

第9章　犯罪学はどこへ行くのか?

2022/04/20

犯罪を正しく理解するのに最適なこと
5つの問題を解決することで犯罪はなくなるかもしれないさが新しいものが出るかもしれない。