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大江戸少女カゲキ団(五) ハルキ文庫時代小説文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2022/03/15 |
JAN | 9784758444682 |
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大江戸少女カゲキ団(五)
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商品レビュー
2.8
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
シリーズ最終巻! 大団円?だとは思うけれど、やや疑問も残したままな印象 芹パパ死ななくても良かったんじゃないかな…芹ママいくら芹パパのこと好きだからって芹ちゃんのこと蔑ろにし過ぎで5巻で急にポンコツになってしまった! 普通のお母さんだったはずなのに、恋は盲目という感じで…それにしても夫が死んだのは子供のせいにするは最終的に存在を消して消息不明になるは…最後は謎な人になってしまった… 5巻の締めくくりの演劇、その演劇を見た少女たちの感想とか欲しかったー! その後として、語り継がれた云々とか、女性が少しずつ立場が変化したとか 劇で変わる部分は少ないと思うけど、ファンのおじいちゃんは見た後結局どうしたんだろう!?何か変化はあったのかな… 演じたあとは10年後の5人組について まぁ各々の人生を歩んでる 芹ちゃんが演者ではないのは残念だけど、全て上手く行く大団円ではないからこそ、それは人生の難しさを表しているようだった 芹ちゃんは逞しく生きて欲しい 他の少女は大人になりそれぞれ子供がいるお母さん 驚いたのは才ちゃん あんなに前の巻で婚姻云々立場云々でウダウダやったんだから、意中の人と上手くいって欲しかった 何故そこ破談にしちゃったのー!と思ってしまった笑 演劇シーンは1巻と5巻だけかーい!と、それが少し勿体ないかなぁと思う せっかくタイトルも大江戸少女カゲキ団という名だからこそ、個人的には江戸版宝塚と期待して読んでいたのでもっと人前で披露する部分が欲しかったなと感じた でもラストの演劇シーンは好きだなぁ 性別なんて関係なく、この時代の女性達がやり遂げることが本当にカッコイイ姿だな 物語で良いなと思ったのは、時代小説って結構小難しい文章になってしまいやすいけど、こちらはライトな感じで読みやすくて、時代小説に慣れてない人には凄く良いなって思う 江戸っ子たちのわちゃわちゃ感が味わえるのも楽しかった
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江戸を舞台のジェンダーギャップ物語。 全5巻、1300ページを超える青春小説のの最終巻は大団円かと思いきや、ほろ苦いものでした。 数日前に『日本のジェンダーギャップ指数が146カ国のうち125位で過去最低となった』との報道がなされていて、タイムリーだなぁと思いながら読みました。 ...
江戸を舞台のジェンダーギャップ物語。 全5巻、1300ページを超える青春小説のの最終巻は大団円かと思いきや、ほろ苦いものでした。 数日前に『日本のジェンダーギャップ指数が146カ国のうち125位で過去最低となった』との報道がなされていて、タイムリーだなぁと思いながら読みました。 江戸を舞台としている以上、女歌舞伎が認められることは無いと分かっていましたが、やはりこの時代のジェンダーギャップの壁は厚かったようです。 なんとか乗り越えられたのは仁と静のペアのみ。才と紅はしたたかではあるけど、枠内に収まります。そして芹は、 最終巻はジェンダーというより、親子の問題がクローズアップされました。 芹の父親は第1巻からなかなかの毒親ぶりでしたが、最終巻に来て母親のそれを上回るモンスター振り。なかなかの胸糞です。これでは頑張った芹も報われません。 中島要の小説には、皆が一目置く粋でカッコ良い女性がよく登場します。今回は花円師匠。後を継ぐ芹にも女だてらに粋でいなせな姉さんになって欲しいものですが、時代は天明の大飢饉を経た寛政の大改革時代。まだまだ辛い世の中が続きそうですね。
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202209/全5巻まとめて。表紙イラストの通り展開やキャラはライトで読みやすかった。主人公達以外も含め登場する女性達それぞれの心情が丁寧に描写されているのに、物語を進める都合上もあってか、嫌なキャラや男性キャラにはテンプレ的な駒感もあり雑さを感じた。エンディングに納得いかなかったので減点。この時代の女性であるがゆえの制限や生まれによる縛り等に悩み限られた期間とはいえやりたいことをやろう、ってことでやってきたのに、最終的に自分の子供に夢を託す、ってこれまでを否定する終わり方では…。
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