- 中古
- 書籍
- 書籍
稔と仔犬 青いお城 遠藤周作初期童話
定価 ¥1,870
385円 定価より1,485円(79%)おトク
獲得ポイント3P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2022/03/01 |
JAN | 9784309030265 |
- 書籍
- 書籍
稔と仔犬 青いお城
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
稔と仔犬 青いお城
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
子どもが主人公のとても素晴らしい作品。 遠藤周作初期の童話だけど、必ず意地の悪い子どもが出て来て、考えさせられる。 子犬と神父さんと男の子、バレリーナ志望の女の子と友人の男の子の友情や思いやり、暖かい家族、きちんと育てられた子どもは、やはりどんな状況でも親はきちんとして、思いやり...
子どもが主人公のとても素晴らしい作品。 遠藤周作初期の童話だけど、必ず意地の悪い子どもが出て来て、考えさせられる。 子犬と神父さんと男の子、バレリーナ志望の女の子と友人の男の子の友情や思いやり、暖かい家族、きちんと育てられた子どもは、やはりどんな状況でも親はきちんとして、思いやりがある。 大人が読んで考えるべき作品。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
遠藤周作、初期の頃の小説。児童向け? 仔犬のチビ、車にはねられてなくて良かった。 愚痴を黙って聞いてくれる、どこまでも一緒についてくるチビ。 きっと遠藤少年も大連で同伴者のような犬との日常があったんだろうな。 この「稔と仔犬」にしてもバレエを習う八百屋のたえ子と転校生のサルみたいで10円ハゲのあるでも心やさしい平吉との物語も、キリスト教の源流みたいなものが描かれていて、 なんか考えさせられたり、泣けてきたりした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
童話で読みやすかった。青いお城はりぼんに掲載されていたもので、そう言われると一生懸命頑張る女の子と見た目はチンパンジーに似ているけど、破天荒だけど優しく心に悲しみを持っている男の子が、一緒に困難に立ち向かっていく姿は少女漫画の王道な気がする。(脳内はガラスの仮面の様な絵柄で再生) 稔と仔犬は最後のシーンでえっここで終わり?というかんじで、最後に稔がどうするかは読者の想像に委ねられる方式だった。キリスト教の精神を描かれてあって、何とは説明はしていないけど、ひとつひとつの景色や稔の心情が細かく描かれていてすごく情景を思い浮かべてやすかった。
Posted by