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人外教室の人間嫌い教師 ヒトマ先生、私たちに人間を教えてくれますか……?

来栖夏芽(著者), 泉彩(イラスト)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/02/25
JAN 9784046810953

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人外教室の人間嫌い教師

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商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2022/08/07

来栖夏芽大先生の文才に目をつけてくれたKADOKAWAに大きな感謝を注ぎたい。三題噺という形式の中で、ここまで話を広げられる人はそういないのではないだろうか。若干話の展開が早かったようにも感じられるが、きっと次作では改善されている。そんな気がする。

Posted by ブクログ

2022/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(少し上から目線と思えるようなことも書きます。不快に思われた方がいらっしゃいましたらごめんなさい)  一度教師として失敗してしまった主人公が人外だらけの学校でもう一度教師となり、生徒たちとの交流を通して人間として教師として生徒たちと成長していく物語。  生徒一人一人の抱える問題が丁寧に深堀りされて描かれており、解決にも納得感があった。それぞれの生徒に対し作家が描きたいことがはっきりしていたのもよかった。加えてその深堀りの手法も安易に過去回想とかに頼らず、その場で主人公が経験することで知っていったところも読み応えがあった。また、それぞれの章には三題が決められていたが、物語に上手く溶け込んでいて違和感がなく作者の力量には舌を巻いた。主人公の人外を受け入れの早さもゲーム好きという要素のおかげで理由付けもなされていて小道具の使い方が上手かった。  ただ最初の方で設定を羅列するような形で並べたり、同僚には趣味がゲームだと言うのを躊躇ったのに生徒には何の躊躇いもなく言ったり、校長のセリフの語尾が大事なところでなくなるところがあったり、最初の自己紹介で主人公が人間が嫌いだと言った直後に人間が好きか聞かれていたりとといった細かな気になる点もあった。もしかしたら後書きで書いていたページ調整のために削った影響なのかもしれないが。  後、これは私の読解不足なのかもしれないが、主人公の成長に関しては上手く感じることができなかった。例えば教職に失敗して人間不信になる描写があるのに再び教職を選んでいるところ(もし再起という意味なら頑張ろうという意気込みの描写や生徒が人間じゃないところへの拍子抜け感が欲しかった)とか、過去に人間不信になっていたにも関わらずその過去が性格に対し影響を与えているように思えないこと(ただの地雷持ちのように感じられてしまった)、自分はコミュ障だと自己評価しているにも関わらずそういう風に思える描写がなかったりといった自己評価と実際の解離とか、生徒の悩みを助けた後で人間のことを見直すような描写がないとか、割と匂わせて引っ張っていた主人公の過去をあっさり自分の言葉で言ってしまうところとか、生徒の成長に重きを置いていたためか主人公に関して深堀りができていなかったように感じた。  それでもとても心地良い読後感で楽しめた。登場人物も魅力的でダレることなく読めた。今回卒業できなかった登場人物たちの続きや卒業生の日々の生活をもっと読みたくなった。最後のどんでん返しも伏線がしっかりと張られていて良い意味で裏切られた。個人的なことを言えばラノベが久々なためか主人公の年齢的にノリがきつい部分があり、年を取ったと実感した。次巻が出てもまた読みたいと思う。

Posted by ブクログ

2022/03/21

ハートフルコメディとして各登場人物にしっかりとフォーカスが当たっていて、読んでて気持ちがいい。学校の先生である主人公の「人間」と4人の人外生徒」たち。各章でそれぞれの生徒たちがそれぞれの悩みに向き合い成長していく。各章冒頭に各生徒たちの語りの部分があるのだがここがまたグッとくる。...

ハートフルコメディとして各登場人物にしっかりとフォーカスが当たっていて、読んでて気持ちがいい。学校の先生である主人公の「人間」と4人の人外生徒」たち。各章でそれぞれの生徒たちがそれぞれの悩みに向き合い成長していく。各章冒頭に各生徒たちの語りの部分があるのだがここがまたグッとくる。 意外性や仕掛けの部分もしっかりしていてアクセントもバッチリ、いいキャラ付けにもなっている。 話の構成は各キャラクター達にスポットを当てた短編が繋がって1つの長編になっている、といった感じだ。その分話の脱線が無く集中しやすい。それが全員分あって最後にひとつの作品として纏まっていく。 あれ、ここで終わりか?まだ...と思ってからのエピローグのオチの付け方も良かった。 もう更に主人公にフォーカスを当てたエピソードもちょっと読みたかった。次巻が出るならそこに期待したい。

Posted by ブクログ

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