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草原の掟 西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ
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草原の掟 西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ

相馬拓也(著者)

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草原の掟 西部モンゴル遊牧社会における生存戦略のエスノグラフィ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ナカニシヤ出版
発売年月日 2022/02/20
JAN 9784779516283

草原の掟

¥3,355

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2022/04/23

草原を生きる遊牧生活だが、その生活は想像に難くない通り、厳しいものである。 草原生活は酷寒の冬季への備えに一年を費やしている。春季に出産を迎え、夏季には干し草作りをし、秋季には家畜を肥え太らせ、冬季の直前に家畜を屠り保存肉を作る。冬季の寒さ以外にも、ゾドと呼ばれる自然災害が襲い常...

草原を生きる遊牧生活だが、その生活は想像に難くない通り、厳しいものである。 草原生活は酷寒の冬季への備えに一年を費やしている。春季に出産を迎え、夏季には干し草作りをし、秋季には家畜を肥え太らせ、冬季の直前に家畜を屠り保存肉を作る。冬季の寒さ以外にも、ゾドと呼ばれる自然災害が襲い常に家畜数と草原資源とのバランスを取っている。 日帰り放牧では家畜を先導することはなく、家畜の進む方向に人間が追随していく。そして家畜は日が落ちると宿営地へ勝手に帰ってくる。家畜の野生の感覚も利用するのが遊牧生活である。 遊牧民にとってその世帯の経済状況は家畜の頭数である程度が知れてしまう。そのため富裕層は自らの富をひけらかす傾向にある。また、他人の人当たりや言葉遣い、見た目や外見への子どもじみた執着心も見える。起こってほしくないことは直接的に言葉に出さず、明確な約束も口にしない。

Posted by ブクログ

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