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先祖供養と墓 角川ソフィア文庫
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先祖供養と墓 角川ソフィア文庫

五来重(著者)

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先祖供養と墓 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2022/02/22
JAN 9784044006761

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先祖供養と墓

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みんなの感想まとめ
  • 先祖供養の歴史
  • 霊魂観の変遷
  • 日本文化の本質
  • 民俗学と宗教
  • 死生観の考察
  • 古代の葬送儀礼
  • 現代の墓制と葬儀
  • 地域ごとの供養の形態
  • 仏教と日本人の信仰
  • 霊魂の慰めと祭り

日本の「先祖供養」と「墓」の変遷を、古代から現代まで多角的に探求した一冊です。古代の葬送儀礼や鎮魂の儀式、地域ごとの多様な殯の形態が紹介され、死者の霊魂をどのように慰め、祭るかが考察されています。仏教の伝来がもたらした死生観の変化や、平安時代における浄土信仰の影響、さらには中世から近世にかけての葬儀や墓制の発展が詳述されます。特に、江戸時代の寺檀制度による葬儀の管理や、現代における新しい葬送の形態の登場など、社会的背景とともに変わりゆく価値観が描かれており、読者に深い理解を促します。具体的な事例を通じて、日本人の霊魂観や宗教生活の根幹に触れることができる内容です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2025/02/23

はじめに 第一章  古代の殯(もがり)  第二章  殯(もがり)の種類 第三章  葬墓と仏教 第四章  中世の葬墓 第五章  近世から現代の葬墓 解説

Posted by ブクログ

2024/07/03

殯や仏教などを通して日本人の霊魂に対する感覚について述べた一冊。具体例とか多くて面白いけど、たまに説明が飛んで文章が理解しづらい気がする。僕の読解力うんち説はある。

Posted by ブクログ

2022/05/18

・ 殯(もがり)が気になつてゐたのだが、それが具体的にいかなるものであるのか分からなかつた。wikiには、「死者を埋葬するまでの長い期間、遺体を納棺して仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願い つつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することによ...

・ 殯(もがり)が気になつてゐたのだが、それが具体的にいかなるものであるのか分からなかつた。wikiには、「死者を埋葬するまでの長い期間、遺体を納棺して仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願い つつも遺体の腐敗・白骨化などの物理的変化を確認することにより、死者の最終 的な『死』を確認すること。その柩を安置する場所をも指すことがある。」とある。私は後の「柩を安置する場所」のやうに思つてゐた。まちがひではないが、 正確でもなからう。第一、どのやうな場所か分からない。「物理的変化を確認する」にしても、それがどのやうな場所で行はれるのかは重要な問題である。私は、本当に殯とは何かが分かつてゐなかつたのである。五来重「先祖供養と墓」(角川文庫)は、その殯について詳しく書いてある。「今の葬式や墓のことでわからないことは、古代の殯にさかのぼっていくと説明できます。」(11 頁)と五来は言ふ。実際、その通りであるらしく、現代の葬儀は殯との関連でかなり詳しく説明される。要するに、殯といつても一つしかないわけではない。いくつかの種類に分けられる。何しろ、私は墓といつても寺の墓等の集団墓地ぐら ゐしか知らない。寺以外の古い集団墓地ならば殯の類があるのかも知れないのだが、私はさういつた場所を知らない。従つて、殯をイメージできないまま現在に至つたのである。第二章は「殯の種類——殯の残存形態」である。ここではそれが5類型に分けられてゐる。青山型殯、忌垣型殯、等々である。その青山型に出 てくるのが花祭、といふより、花祭の前身たる大神楽の白山である。これは早川孝太郎「花祭」にも出てゐた。これが青山型殯の残存だと言ふのである。「白山の中を地獄・極楽として想定したものですが、その構造は木の枝を四角もしくは円錐形にして囲って」(71頁)あるもので、この中で、「十念を授かって、亡くなっても極楽往生疑いなしという証明を受けて出てくるという儀式が行われ」(同前)るのである。所謂生まれ清まりであらう。白山の中で人は一度死ぬ。さ うして生まれ変はつて出てくるのである。すると、あの白山は確かに殯と言へさ うである。殯の残存形は意外に身近にあるものらしい。 ・今一つ、暮露や放下についてである。「放下踊とか暮露は、念仏ですから、浄土宗関係の人がやるものかと思うとそうではなく、放下僧や暮露は禅宗の放浪者です。梵論師ともいいます。」(176頁)とある。この暮露、ぼろんじは徒然草115段にも出てくる。私は梵論師が放下僧につながることを知らなかつた。「放下僧という禅宗の放浪者に対して、芸だけをする放下がゐます。」(同前)放下僧は僧形、放下は俗形である。しかも、「放下僧に何人か何十人の放下が付いて、一つの興行集団をつくって歩いたようです。」(同前)放下の残された絵は俗形である。もともとは放下だけが単独で存在したものではなく、そのまとめとして放下僧がゐたらしい。現在の放下が団扇やヤナギを負うて何人かで行ふのも、もともとの興行形態によるのであらうか。これも葬送の形であつた。この「暮露は、のちには虚無僧になったりします。」(同前)ともある。現在は尺八 だけが独立して明暗寺に属するやうになつてゐるが、もとをたどれば暮露に行き着くらしい。これも葬送から順に派生してきたものであらう。その大本には殯があるといふのが五来の考えであらうか。殯や葬送から考へることのできるものが 多くあるのはまちがひないらしい。「宗教の原点としての葬儀の問題」(11 頁)を述べた本書であるが、それ以外に実に多くのことを教へてくれる書であつた。

Posted by ブクログ

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