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さくら 語りかけ絵本
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大日本図書 |
発売年月日 | 2022/02/17 |
JAN | 9784477033853 |
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さくら
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
本書を描かれた、こがようこさんは、25年以上に渡り、様々な場所でおはなしを届ける活動を続けていらっしゃる、作家・絵本コーディネーターであり、語り手たちの会理事とのこと。 そして、この「語りかけ絵本」シリーズは、そうした経験を活かして、赤ちゃんに絵本を読んであげたいけれど、ど...
本書を描かれた、こがようこさんは、25年以上に渡り、様々な場所でおはなしを届ける活動を続けていらっしゃる、作家・絵本コーディネーターであり、語り手たちの会理事とのこと。 そして、この「語りかけ絵本」シリーズは、そうした経験を活かして、赤ちゃんに絵本を読んであげたいけれど、どうしたらいいのか分からない親御さんの為に考えて作られた、文を読めば、自然と語りかける形になるという、親子ですてきな時間を過ごすのに最適な絵本とのことで、幼児を対象としたそれとはまた違った、赤ちゃんの興味を惹くには、どのようなことがポイントとなるのか、勉強になった絵本でした。 では、ちょっと実際に読んでみますかね。 表紙の、半分だけ顔を覗かせた、さくらの花びらからして、既に赤ちゃんの興味を惹きそうな本書は、ここだけ桃色を背景とした、最初と最後の見開きの、左右対称に描かれた花びらに感覚的な美しさを抱かせる中、扉絵から、いよいよ本編の始まりとなります。 『なんだろな。なんだろね。』 『そう さ、く、ら。』 まずは扉絵に描かれた、シンプルな五枚の花びらで構成されたさくらの花を、でーんと置きながら、赤ちゃんに呼びかけるようにといった、この感じ、まさに話しかけている雰囲気で、物語を聞かせるというよりも、絵本を使ったコミュニケーションといった印象がします。 『あっ、さくらの はなびら。 いちまいね。』 ここから、見開き左側に文章が、右側に絵が描かれた構成となり、すっくと立つような花びらが凛とした可愛らしさで素敵です。 『もう いちまい。』 左右対称に、色の濃さが少し違う花びらがもう一枚、現れました。 『あれ、おはなも あったよ。』 ここで、扉絵のお花がいきなり再登場し、花びらが合わさったのが花なのに、並んでいると、まるで違ったものに見えてくるのも、花の中央に隙間で出来た奇跡的な星の形も面白いです。 『はなびら また いちまい。 ねちゃってる。』 再び、花びら一枚の状態に戻りますが、今度は横向きで、言葉につられて、まるで左に頭を向けて寝ているように見えてきます。 この後は想像できますよね? そう、二枚目も同じ向きで寝ている姿と、その後のお花も寝ているような様子に、思わず微笑んでしまいながら、こうした繰り返しの妙には、長新太さんの名作「ごろごろ にゃーん」を思い出し、そこには決して理屈ではない本能的な可笑しさがあるようです。 そして、こうした繰り返しの妙は、この後もいろんなアイデアが続いていき、例えば、『はなびら ならべて みよっか。』から、文章や絵の配置が変わってくる新鮮さには、ここからの新たな展開を予感させられて、さっそく、花びらが横にずらーっと整列した絵から風が吹いたら、あれれ、どうなっちゃうのかな? そうした風に舞う花びらの美しさも合わさりながら、舞い落ちた先では、何かの絵に見えてくるねぇ。なんだろう? その後、更に風が強くなってきて、その先にはきっと、赤ちゃんの期待を上回るような、それまでとは全く違った、目にも鮮やかな素敵なものが待っている意外性もあって、最後には、再び繰り返しの妙をさり気なく入れた締め方でまとめますが、今度は、実際のさくらを見に行きたくなるような、そんな終わり方が上手いと思いました。 それから巻末にある、「語りかけ ちょこっとヒント」ですが、これはあまり気にせずに、まずは、そのまま語りかけしてみて、反応を見てみるのがいいかと思います。何に興味を示すのかは、赤ちゃんそれぞれによって異なると思いますので。
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語りかけ絵本 とあります 読み聞かせではなく そっと我が子に語るのですね いいなあ 時間を戻したい(笑 さくらのやわらかなイラストが素敵です 春よこいこい ≪ 語りかけ ちょこっとヒント パパママに ≫
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桜の花びら、桜の花を用いた美しくてシンプルな絵本。幼児向けの内容かなとは思いますが色合いが美しいので、一度手に取る価値はあるかなと思います。
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