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警視庁草紙(1) 風太郎明治劇場 モーニングKC
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警視庁草紙(1) 風太郎明治劇場 モーニングKC

東直輝(著者), 後藤一信(監修), 山田風太郎(原作)

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警視庁草紙(1) 風太郎明治劇場 モーニングKC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2022/02/22
JAN 9784065268001

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警視庁草紙(1)

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2022/02/27

山田風太郎の「警視庁草紙」を漫画化。 原作の方は高校生だったかな、知り合いの読書好きの大人から借りて読ませていただきました。その頃、るろ剣にどっぷりはまっていた自分に「斎藤一が好きなら、こういうのはどうかな?」と薦めてくれました。 そこから、山田風太郎の沼にハマったかというと、そ...

山田風太郎の「警視庁草紙」を漫画化。 原作の方は高校生だったかな、知り合いの読書好きの大人から借りて読ませていただきました。その頃、るろ剣にどっぷりはまっていた自分に「斎藤一が好きなら、こういうのはどうかな?」と薦めてくれました。 そこから、山田風太郎の沼にハマったかというと、そうではなく。同時期に薦めてもらった「銀英伝」にハマり、田中芳樹の沼にどっぷり浸かって今に至ります。 思えば、高校生の頃に出会った作品は長い付き合いになっているものが多いですかね。田中芳樹に始まり、小川一水や銃夢にメガテンシリーズと、現在の自分を構築している割合はかなりのものを占めていると思います。SFと伝奇が大好きです。伝奇好きなら、山田風太郎も好きなはずなんですが、高校生の自分はSFの方の比重が大きかったんでしょうね。個人的には、SFも伝奇も現実世界に作者自身の個性をブレンドして作り上げた世界を楽しむものだと思っていますので、過去・現在・未来という舞台設定の違いだけかなぁというざっくり解釈です。 さて、斎藤一の存在で勧めてくれた「警視庁草紙」の1巻。その斎藤一こと藤田五郎は顔見せ程度の登場でした。彼の本格的な登場は、2巻から。 一番印象に残っているシーンは、永倉新八と出会って「あいつは俺より強い」と宣言するところです。なんの事件か忘れたけども、そんなシーンがあるんですよ。 江戸から明治へと急激に変容した社会。江戸を古いものとして、とにかく明治という新しいものへ、国家主導で強引に進め進めの時代が舞台。光と闇のように乱暴に色分けされてしまいました。本来は陰陽のように、両立することが望ましいと思うのですが、そうそううまく行くはずはない。 そうですね、光と闇は相克でなくて共栄する存在なのかな、と思います。一方だけが強く存在しようとすると、圧迫された負けじと片方がより濃くなるという関係。 そのアンバランスが生み出す力が、物語の魅力を際立たせるのだと思います。 伝奇は、そういう魅力に満ち溢れていると思います。現在の知識・技術で解明できたはずの中に、得体の知れないものが確かに存在していた、というわくわくとぞくぞく。 SFは、現在の知識・技術では解明できないものと接してしまった時の、わくわくとぞくぞくです。 どちらも、未知のものに挑むという心意気がいい。 「警視庁草紙」はそれに加えて、稚気をまぶした反骨が見えるのが楽しいのです。

Posted by ブクログ

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