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高田歌舞伎を継いだ女役者
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | はる書房 |
発売年月日 | 2022/02/09 |
JAN | 9784899842002 |
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
「髙田歌舞伎を継いだ女役者」木下繁喜著、はる書房、2022.01.25 276p ¥1,650 C0036 (2022.03.04読了)(2022.02.13購入) 1988年8月8日に82歳で亡くなった佐々木トキワさんの評伝です。 芸名は、浅尾左朝次と言う女歌舞伎役者でした。岩...
「髙田歌舞伎を継いだ女役者」木下繁喜著、はる書房、2022.01.25 276p ¥1,650 C0036 (2022.03.04読了)(2022.02.13購入) 1988年8月8日に82歳で亡くなった佐々木トキワさんの評伝です。 芸名は、浅尾左朝次と言う女歌舞伎役者でした。岩手県陸前高田市の方です。 30年ぐらい前まで、歌舞伎を演じる人たちがこの地方にもいたということを知りませんでした。著者も知らなかったそうですけど。なかなか興味深い内容でした。 2022年3月10日の日本経済新聞「文化」面に 「高田歌舞伎記憶の復興」木下繫喜 ◇岩手県気仙地方の地芝居、震災乗り越え歴史たどる◇ が掲載されました。 【目次】 まってました! みちのく女歌舞伎評伝 安田文吉 はじめに―大津波をまぬがれた資料から 第一章 歌舞伎に生涯を捧げた浅尾左朝次 一 トキワから浅尾左朝次へ 二 故郷に錦を飾るまで 三 結婚・出産と引退、そして激動の日々 四 故郷に根を下ろし後進の指導を始める 五 第二の人生を全うして最後まで現役 第二章 左朝次ゆかりの女歌舞伎役者たち 一 綺羅星の如く、明治・大正期の名優 二 何度禁止されてもなくならなかった歌舞伎 三 明治に“蘇った”女歌舞伎 第三章 左朝次を育んだ気仙の地芝居 一 江戸時代―庶民の楽しみとしての芝居 二 明治から戦前期―地芝居の黄金時代 三 高田女歌舞伎、そして気仙歌舞伎の終焉 四 左朝次と地芝居がつないでくれた縁 おわりに―私にとっての震災復興事業 参考文献・資料 〔資料編〕 資料1 「高田歌舞伎を継いだ女役者」略年表 資料2 浅尾左朝次の一覧 資料3 浅尾左朝次巡業記録 資料4 岩手毎日新聞掲載記事 (アマゾンより) 幻の地芝居を追う! 地芝居のまちに生まれた少女・佐々木トキワは旅の一座を追い、家出を繰り返す。やがてプロの歌舞伎役者・浅尾左朝次となり、故郷に錦を飾る。名古屋空襲で夫を失い、一人息子と帰郷。四十で高田歌舞伎の座長となり、終生その舞台に立ち続けた。 明治・大正・昭和を生き抜いた左朝次の波乱の人生とゆかりの女歌舞伎役者たち、途絶えた気仙歌舞伎の歴史、そして東日本大震災。いまこれらがひとつの物語になる。
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「高田歌舞伎を継いだ女役者」(ぱる書房/木下繁喜著) 数ヵ月前から楽しみにしていた書籍が届いたので一気に読んだ。 この陸前高田に、かつて3軒(今泉、髙田、竹駒)もの常設芝居小屋があったことも驚きだし、女歌舞伎役者がプロとして成り立っていたのも驚いた。 「東海新報」で連載し...
「高田歌舞伎を継いだ女役者」(ぱる書房/木下繁喜著) 数ヵ月前から楽しみにしていた書籍が届いたので一気に読んだ。 この陸前高田に、かつて3軒(今泉、髙田、竹駒)もの常設芝居小屋があったことも驚きだし、女歌舞伎役者がプロとして成り立っていたのも驚いた。 「東海新報」で連載していた記事をベースにしているようなので、地元の多くの人は既に読んでいるかもしれないが、気仙地域の文化史に興味のある人には必読でははないか。 地域の文化史、芸能史の資料としても重要だし、元々歌舞伎好きであり、地芝居などにも興味がある人間としても面白く読んだ。 著者は元東海新報の記者。新聞記者の文章らしく、華美な言葉を並べるよりも、取材と資料から読み取れる言葉を、淡々と並べているのも良かった。 筆者の著作は、これまでモスバーガーの創設者のことを書いた「羅針盤の針は夢に向け」と、住田町の災害支援について書いた「住田町の後方支援」を読んだが、いずれも地元記者でないと書けない地に足のついた取材の成果だった。 僕自身は、都会生まれ都会育ちで、ローカル紙と地域の関係性についていまひとつ理解が足りないところがあるけども、こういう地域の文化史の掘り起こしや、あるいは記録としても、地方紙あるいはローカル紙記者としての存在意義を感じさせてくれる一冊だった。
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