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恋愛の発酵と腐敗について
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2022/02/14 |
JAN | 9784093866378 |
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商品レビュー
3.5
51件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【あらすじ】 人生の経験を積んだ大人でも、恋愛だけは不器用なまま。太宰治賞受賞後第1作、錦見映理子が大人の恋と人生を鮮やかに紡ぎ出す。 不倫の恋に破れ、勤めていた会社を辞めた万里絵。知らない町で、夢だった喫茶店を開き、ここで穏やかに暮らしていこうと決心する。そんな矢先、店に奇妙な男が現れる。その男・虎之介は、商店街の一角にできたパン屋で働くパン職人。仕事においては高い技術を誇り、実直な職人気質な男だが、こと女に関してはだらしないことこの上なく、町の女達が翻弄される。 そんなある日、自由奔放な虎之介に振り回されてきた女達に厳しい現実がつきつけられる。 その後、女達に予想外の結末が訪れる。 『ただ、恋をしたいだけなのに。なぜ出会ったり別れたりするたびに、子供を産むか産まないかという選択を突きつけられるのだろう。妻か母にならないといけないのだろうか。』 【個人的な感想】 ダメな男にどんどん惹かれていく女性たちの心境がリアルだった。 最終的にはみんないい方向に進んでいく話で、人との出会いは人生を豊かにしてくれると思わせてくれる作品だった。
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誰かの人を好きになる事も、略奪してまで好きになる事も、そんな事になりたくないと思いつつ関係を持つ事も人の不幸があっての恋愛は自分にはないから理解はできなかった。思っていた内容とは違ったが、読みやすい文でさくさく読めた。
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※このレビューにはネタバレを含みます
【うまく焼けるかな】 駅前のバスロータリーからつながっているさくら通り商店街にある、 紅茶専門のカフェ。「紅茶の店マリエ」を一人で始めた28歳の万里絵が主人公。 新しくパン屋「ブランジェリー・ラパン」ができて、そこの若きパン屋職人の虎之介が万里絵のお店に来るところから、ほんとうに物語が始まる… 客足を増やそうと、頭をひねり、試行錯誤する万里絵は、虎之介のパンを仕入れることになる。 心機一転してカフェ経営に専念しつつも、時に人間関係に揺り動かされながら、進んでいくところがあって。 過去の経験から、男性不信、恋愛不信的な部分を持ち合わせていて、人とのかかわりの中で、「好きだ」と思うことへの恐怖感とかジレンマが描かれつつ。 その他にも重要人物が何人かいます。 48歳女性早苗。 虎之介の22歳年上の妻、伊都子。 酒屋を継いだ、三上さん。 百合子さん。 その地の地元感が小説全体で独特の舞台を作っているところも魅力。 恋愛は、追ったら逃げられるから、追わずに引く、事を論じるのは百合子さん。 「発酵と腐敗は紙一重だ」、というのは、虎之介のロマン。 丁寧にパンを焼くように、丁寧にパンを焼きながら、 繊細な人間同士の関わり合い方を描くお話。
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