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日本語で読むということ ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2022/02/12 |
JAN | 9784480438010 |
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日本語で読むということ
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商品レビュー
3
2件のお客様レビュー
『續明暗』を書いた人として水村氏の名前は知っていたが、実際にその文章を読んだのは、『日本語が亡びるとき』が唯一だった。 そのエッセイ&批評が文庫化された機会に、本書を手に取ってみた。 親の仕事の関係で12歳で渡米、著者はアメリカに目をつむり、ひたすら日本に目を向け...
『續明暗』を書いた人として水村氏の名前は知っていたが、実際にその文章を読んだのは、『日本語が亡びるとき』が唯一だった。 そのエッセイ&批評が文庫化された機会に、本書を手に取ってみた。 親の仕事の関係で12歳で渡米、著者はアメリカに目をつむり、ひたすら日本に目を向けたと述懐する。長い海外生活から日本に戻り、〈日本語〉で文章を書き始めた著者が『續明暗』を、さらには『日本語が亡びるとき』を書くことになったことも、本書に収められた文章を読んで、何となく納得できた気がする。
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エッジが立った文章で心地よい。気持ち良く読める。ただ、内容が自分の目線の射程に依るものが大部分なので、何らかの示唆を得るというものではない。水村は、わざとそういうエッセーを書いて「女流」というブランディングをしているのだろうか。
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