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薬の現象学 存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点
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薬の現象学 存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点

青島周一(著者), 野家啓一(監修)

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薬の現象学 存在・認識・情動・生活をめぐる薬学との接点

定価 ¥3,300

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善出版
発売年月日 2022/02/01
JAN 9784621306901

薬の現象学

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2022/02/07

『薬の現象学』 薬理作用だけでない、その人の生活の中にある薬を飲んだ先の多様なアウトカムに影響を与えるものを考えることで「薬の効果」という現象を救おうとする哲学的思索 薬と人の関わりを丁寧に考える青島さんの思考に触れて人の生活にとっての薬や医療の持つ意味を考える。 國分功一郎...

『薬の現象学』 薬理作用だけでない、その人の生活の中にある薬を飲んだ先の多様なアウトカムに影響を与えるものを考えることで「薬の効果」という現象を救おうとする哲学的思索 薬と人の関わりを丁寧に考える青島さんの思考に触れて人の生活にとっての薬や医療の持つ意味を考える。 國分功一郎さんの言葉が数々登場するのも良かった! 「薬を飲む」を能動/受動の対立のみで語ることで過去を切断させ患者に意志を持たせようとする。 中動態のフレームワークで臨床にまつわる言葉を捉え直すことで患者の想いや生活の豊かさを考えられるようになるのではないか。 この中動態について語られる7章が学校給食の目的から考え始めているところも興味深いです。 本書の中では、「薬」や「医療」を「食品」「食事」「栄養」と置き換えたり、対比させたりして考えている箇所がいくつもり登場します。ここからもたくさん考えさせられました。 科学理論とクオリアのギャップに注意を向け、そこで言葉にされていない現象を救うことは管理栄養士にも求められることだとも思いますし、我々食品学・食品機能学に関する研究者にとってももちろん必要なことだなと思います。 #薬の現象学 #読了 #君羅文庫

Posted by ブクログ

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