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天皇の吉野 日本書紀を歩く5
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青垣出版/星雲社 |
発売年月日 | 2022/02/01 |
JAN | 9784434298585 |
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天皇の吉野
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各時代(天皇朝)ごとの吉野がまとめられていて、分かりやすかった。 古代において吉野は「神仙境」であった。仏教の受容をめぐる激動のなかでいち早く吉野寺が建立されたり、何らかの水の祭祀が行われていたり、かの有名な国栖奏が奉納されていたり。 方言の「もみない(おいしくない)」が、国栖奏...
各時代(天皇朝)ごとの吉野がまとめられていて、分かりやすかった。 古代において吉野は「神仙境」であった。仏教の受容をめぐる激動のなかでいち早く吉野寺が建立されたり、何らかの水の祭祀が行われていたり、かの有名な国栖奏が奉納されていたり。 方言の「もみない(おいしくない)」が、国栖奏のときの神饌の一つ「もみ(赤ガエル)」が大変おいしいことから、もみが無い=おいしくない、になったという説がおもしろかった。旧正月に行われる祭祀のために、今も赤ガエルを前もって飼っておくらしい。 「良き野」が転じて「吉野」、山に囲まれたこの地の特別さが分かって興味深かった。
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