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MAROの“偏愛
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MAROの“偏愛"名曲案内 フォースと共に

篠崎史紀(著者)

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MAROの“偏愛

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽之友社
発売年月日 2022/01/26
JAN 9784276200135

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MAROの“偏愛"名曲案内

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商品レビュー

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3件のお客様レビュー

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2023/04/04

N響のコンマスを長く務めてきたMAROこと篠崎史紀氏による本。 書き下ろしではなく、「音楽の友」誌で2017年1月〜2020年8月に連載された「MAROのつれづれなるままに」と「まろ亭」をもとに、新規原稿を加えまとめたものである。 本書のタイトルに、「名曲案内」という言葉が入...

N響のコンマスを長く務めてきたMAROこと篠崎史紀氏による本。 書き下ろしではなく、「音楽の友」誌で2017年1月〜2020年8月に連載された「MAROのつれづれなるままに」と「まろ亭」をもとに、新規原稿を加えまとめたものである。 本書のタイトルに、「名曲案内」という言葉が入っているが、楽曲解説書ではない。本書のプロローグに書いてある通り、MAROが演奏したときに感じた感覚や、体験談などを綴ったものである。 以上のような情報からも想像できると思うが、難しい内容ではない。ページ数も152ページと少なく、気軽に読めるエッセイとなっている。 コラムではMAROの生立ちや、教育論、裏プロフィールなど(本書のサブタイトルになっているフォースのことなど)も書かれており、MAROのことがもっと知りたいというファンにはおすすめの本である。MAROのファンにとっては、貴重な1冊となるであろう。 私にとっても、お馴染みの人であり、人柄や演奏家して好ましく思っている方であるが、1冊の本として評価した場合、内容が薄いため、かなりの物足りなさを感じた。

Posted by ブクログ

2022/05/08

コンマスと言えば篠崎さん 篠崎さんのバイオリンを通して人との関わりや楽団の個性についてが垣間見える。 色々な曲をアテンドして下さり、バイオリンを知らない人でも読み応えあります。 結構知ってるほうだと自負していましたが、初めましての作曲家さんにも出会いました。 バッハの有名なマタ...

コンマスと言えば篠崎さん 篠崎さんのバイオリンを通して人との関わりや楽団の個性についてが垣間見える。 色々な曲をアテンドして下さり、バイオリンを知らない人でも読み応えあります。 結構知ってるほうだと自負していましたが、初めましての作曲家さんにも出会いました。 バッハの有名なマタイ受難曲については、受難と言うだけあり神から与えられた試練と思っていましたが、篠崎さんはキリストの十字架磔刑から死と言う暗い悲しさの先にある復活と言う希望があることを知って聴く事が大切と。 曲を楽しむヒントもそうですが、一点を取ると辛く悲しみが溢れる事も、その先には希望のような明るいものがある…それを探すのも神から与えられた人生かと解釈しました。

Posted by ブクログ

2022/05/01

選ばれている25曲のほとんどが私も好きな曲なので、演奏する人の捉え方を知りたくて読んでみました。 曲の特徴や解釈、聴きどころ、曲が生まれた背景、曲にまつわる思い出、曲に対する想いなどが綴られていました。 まろやかだから"MARO"ではないのでしょうが、語り口...

選ばれている25曲のほとんどが私も好きな曲なので、演奏する人の捉え方を知りたくて読んでみました。 曲の特徴や解釈、聴きどころ、曲が生まれた背景、曲にまつわる思い出、曲に対する想いなどが綴られていました。 まろやかだから"MARO"ではないのでしょうが、語り口が柔らかく読みやすかったです。 この本での収穫は、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》でした。 この曲は聴いたことがなかったのですが、「ベートーヴェンの名曲中の名曲」と言い切っているので、いろいろと演奏を探して聴いてみました。 ストラディバリウス(1727年「クロイツェル」)を所有している、マキシム・ヴェンゲーロフさんの演奏(ピアノはアレクサンダー・マルコヴィッチさん)も聴きました。 本書に書かれているとおり、ピアニストとヴァイオリニストの「楽器のバトル」の緊張感が凄く、その分アダージョの部分が美しい曲でした。 この本を読みながら何曲か聴き直してみました。 普段はただ聴くだけなのですが、解説を読みながら聴いてみると深みが増すように感じます。 取り上げられている曲は次のとおりです。 [ヴァイオリン曲] ・J.S.バッハ シャコンヌ ・ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第9番《クロイツェル》 ・クライスラー 《愛の喜び》&《愛の悲しみ》 [管弦楽曲] ・ブラームス 《ハンガリー舞曲》 ・J.シュトラウス2世 ワルツ《美しき青きドナウ》 ・ムソルグスキー(ラヴェル編) 組曲《展覧会の絵》 ・リムスキー=コルサコフ 交響組曲《シェエラザード》 ・R.シュトラウス 交響詩《英雄の生涯》 ・ストラヴィンスキー 《春の祭典》 [交響曲] ・モーツァルト 交響曲第40番 ・ベートーヴェン 交響曲第7番 ・ベートーヴェン 交響曲第9番《合唱》 ・ブラームス 交響曲第1番 ・チャイコフスキー 交響曲第5番 ・サン=サーンス 交響曲第3番《オルガン付き》 ・ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 [協奏曲/声楽曲] ・ヴィヴァルディ ヴァイオリン協奏曲《四季》 ・J.S.バッハ 《マタイ受難曲》 ・モーツァルト レクイエム ・チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 [室内楽曲] ・モーツァルト クラリネット五重奏曲 ・シューベルト ピアノ五重奏曲《ます》 ・メンデルスゾーン ピアノ三重奏曲第1番 ・アレンスキー ピアノ三重奏曲第1番 ・ドホナーニ ピアノ五重奏曲第1番 その他、「これも外せない!」として、5行くらいで説明している曲も多数あり参考になりました。

Posted by ブクログ