ゼロからわかる人工知能 完全版 ニュートンムック Newton別冊

ニュートンプレス(編者)

• 販売会社／発売会社: ニュートンプレス
• 発売年月日: 2022/01/17
• JAN: 9784315525045

商品レビュー

2022/07/17

AIが日常の中のどのような場面で使用されているか、どのような仕組みなのか、大まかなことを知ることが出来る。

2022/04/23

人工知能の概要を端的に理解したい人におすすめ。

【概要】
●別冊『ゼロからわかる人工知能』と『ゼロからわかる人工知能 仕事編』の改訂版
●ＡＩの技術的な基礎から、活用の具体例、問題点と弱点まで、この１冊でＡＩのすべてを知ることができる完全版として生まれかわった。
●１　ＡＩって何だろう
　　　ＡＩの基本とその歴史など、ＡＩの全体像
　２　社会をかえるＡＩ
　　　さまざまな場面に進出して生きているＡＩの活躍を紹介
　３　人とＡＩは共存できるか
　　　ＡＩにまつわるさまざまな場面や、ＡＩの弱点
　４　ＡＩの新領域へ
　　　６人の研究者が語るＡＩの魅力や将来像

【感想】
●基礎知識がなくても読めることから、ＡＩを学ぶための導入として読むには適している。ただ、不足する部分があるため、あくまでも導入レベルである。
●新しい情報に基づいた改訂版が読めたのは嬉しい。１～２年の間隔で出版されるならば、引き続き読みたいと思った。

2022/04/16

根っから文系の私には縁もゆかりもない科学雑誌「Newton」の特集号が図書館の新刊コーナーに鎮座にしているではないか!

しかもテーマが「ゼロからわかる人工知能」っつーこと
で衝動的に借りてみた。（いつも予約でしか借りないのに）

今のご時世、人々はやれエーアイだ、それエーアイだと口にするがArtificial　Intelligenceの略でその定義は曖昧で実は明確な決まりはないとのこと。ほ～。定義ないんだ（笑

読んでみてわかったことは、結局AIというのは現時点コンピューターとプログラムの組み合わにしか過ぎない。これを「知能」と言うには無理があるんでないかと思う。
仮にヒトと同じように考える知的なコンピュータが定義だとすれば現在もAIは実現してないということになるんだな。

とは言えディープラーニング（深層学習）が開発されてAIの進化は尋常ではなく、確実に世界を変容させているのは間違いないとも思う。

現在の特化AIから汎用AI（想定していない未知の課題に対応できる）へ発展できるかが人類の真の分岐点になるんだろう。その先にはシンギュラリティがまっている。

シンギュラリティ実現の時、私は果たして生きているんだろうかなどと思いを巡らす。

身近なところで言えば山手線新駅「高輪ゲートウェイ駅」がAI技術の壮大な実験場になっているとは知らなんだ。今度、東京言ったら見学に行ってみようではないか。

AIに興味があるがど素人の方には入門書としてオススメしたい一冊ですね。