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運命 岩波文庫
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運命 岩波文庫

国木田独歩(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2022/01/17
JAN 9784003101995

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商品レビュー

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2024/12/31

初めての国木田独歩。「非凡なる凡人」を読みたくて購入。 出てくる登場人物は、他の短編も含めて、所謂凡人が大半だけど、だからこそ響くものがある。明治時代から人の悩みや理想って一緒なんだなと思った。どうしても明治の言葉遣いが難しく感じることがあって☆4評価。 人への思いやりや凡事徹...

初めての国木田独歩。「非凡なる凡人」を読みたくて購入。 出てくる登場人物は、他の短編も含めて、所謂凡人が大半だけど、だからこそ響くものがある。明治時代から人の悩みや理想って一緒なんだなと思った。どうしても明治の言葉遣いが難しく感じることがあって☆4評価。 人への思いやりや凡事徹底、言葉にするのは簡単だけど、それを実践することの難しさ。昔の人ほど真面目に向き合ってと感じる。 気に入った言葉を一つ 「人情は人の心の食べ物だ。だから土地に肥料を施すが如く人は色々な文句を作って人の情を培うのだ。」 人情とは人への思いやり。良い言葉で周りの人の心に栄養を与えれる人間になりたい。

Posted by ブクログ

2024/10/23

初めて著者の作品を読んだ。 どれもおもしろい。 魅力の源泉は、文章の巧みさか、物事を見抜く鋭さか、真理を求める愚直さか。いずれか、または全てか。 理由は、はっきりとはわからないが、共通しているのは、誰かに語るスタイルになっているところだ。 「酒中日記」は独白調ではあるものの、日記...

初めて著者の作品を読んだ。 どれもおもしろい。 魅力の源泉は、文章の巧みさか、物事を見抜く鋭さか、真理を求める愚直さか。いずれか、または全てか。 理由は、はっきりとはわからないが、共通しているのは、誰かに語るスタイルになっているところだ。 「酒中日記」は独白調ではあるものの、日記というスタイルはある意味では他者への吐露ということになるだろう。 作中に聞く人があるように、著者は読者を意識して書いていると思われる。 それは、作品を書くという意味では、とても重要なことだと思う。

Posted by ブクログ

2023/12/17

いい作品に出会った。 様々な運命を持った市井の人々を写生した作品という感が強い。 印象に残った箇所を抜書きする。 p.142「しかし理窟を言えば何でも議論は出来ますが、私は理窟は如何でも可いので、ただ田舎が好き、それで文句はないのです。ただ思います、田舎の好きな人は都会の好きな人...

いい作品に出会った。 様々な運命を持った市井の人々を写生した作品という感が強い。 印象に残った箇所を抜書きする。 p.142「しかし理窟を言えば何でも議論は出来ますが、私は理窟は如何でも可いので、ただ田舎が好き、それで文句はないのです。ただ思います、田舎の好きな人は都会の好きな人よりか幸福だと、そう思います……どうせ人は皆な死んで了うのですからねえ……」

Posted by ブクログ