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9つの人生 現代インドの聖なるものを求めて 集英社新書ノンフィクション1100N
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2022/01/17 |
JAN | 9784087212006 |
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9つの人生
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9つの人生
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商品レビュー
4.8
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スコットランド人の著者(ヴァージニア・ウルフの甥!)が、インドで出会った、とくに印象的な9人について語った、という本。 たとえるならば、生の血を継ぎ目に使った家のようだ。内には澄んだ風が流れ、小鳥の囀りが聞こえてくる。いわゆる聖なるもの、と、俗なる、とされるものとが、それぞれの章でそれぞれの関わり方をしていると思う。どちらもほんとうは、過度に持ち上げたり、反対に遠ざけすぎたりするものでないことを、この本によって、教えられたと思う。
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インドは2009年に訪れて以来ハマり、9回訪れているが、わたしが体験しているのはほんの表面だけなのだなと思った。 外側から見ると、不吉に見えたり邪悪に見えるような風習も、実は意味があって、だからそこにあって、現代まで伝わっている。 その歴史をよく知りもせず、現在の、ある一方向から...
インドは2009年に訪れて以来ハマり、9回訪れているが、わたしが体験しているのはほんの表面だけなのだなと思った。 外側から見ると、不吉に見えたり邪悪に見えるような風習も、実は意味があって、だからそこにあって、現代まで伝わっている。 その歴史をよく知りもせず、現在の、ある一方向から見えたことだけで判断してしまうことが最も危険だなと思う。 盲目のバウル(吟遊行者)の話は、リシケシのトリベニガートで出会ったサドゥーを思い出した。わたしには分からなかったけれど、彼ももしかしたらバウルだったのかも知れない。 この本は図書館で借りたが、購入決定。
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一口にインドといっても、広大で豊かな歴史文化があり、同じ位閉ざされた世界にそこでしか生きていけない人々がいます。 そんな9つの物語です。 著者と訳者が素晴らしい文章を綴るので、あっと言う間に読み切ってしまいます。
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