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政策リサーチ入門 増補版 仮説検証による問題解決の技法
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政策リサーチ入門 増補版 仮説検証による問題解決の技法

伊藤修一郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 2022/01/13
JAN 9784130322324

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商品レビュー

4.7

4件のお客様レビュー

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2023/11/09

研究相談をした際に、この本を薦められたので読んでみたが、政策系の基本的な研究手法を学ぶ学生は絶対に読むべき入門書であると感じた。 大学では研究の道筋もわからないまま、研究計画書を出すように言われ、先輩の見様見真似で出していたが、この本を事前に読んでおけばよかったと後悔。本書は、...

研究相談をした際に、この本を薦められたので読んでみたが、政策系の基本的な研究手法を学ぶ学生は絶対に読むべき入門書であると感じた。 大学では研究の道筋もわからないまま、研究計画書を出すように言われ、先輩の見様見真似で出していたが、この本を事前に読んでおけばよかったと後悔。本書は、研究計画書の基本的建て付けであるリサーチクエスチョン、仮説の立て方、研究手法等を具体例を用いてわかりやすく説明している。私が特に参考になったのは、政策評価の手法で、根本的には政策リサーチの手法の応用で因果関係を検証するという考えは参考になった。個人的な話だが、この政策評価の手法をどのように軍事部門の改革に応用できるか、今後も考えていきたい。 正直、研究手法の点で若干迷子気味になっていたところ、本書のおかげでなんとか光明が見えたような気がして、大変勉強になった。また迷ったときには、本書に立ち返って研究を再考したい。 以下、備考 ・【p.4】政策リサーチには、大きく分けて(1)現状確認(記述・分類)型、(2)原因探求(仮説検証)型、(3)政策提言(政策評価)型の3タイプ ・【p.5】政策を立案するためには、政策論的知識(中身)と政策過程論的知識(過程)が必要。どちらもほとんど因果関係探求の方法論を共有 ・【p.16】政策評価も政策(原因)と、それが社会に働きかけて生み出した変化(結果)との間の因果関係を明らかにする作業 ・「なぜ」の前に「どうなっているのか」と問うこともあり(現状確認型リサーチ) ・【p.22】RQをAとBの2つのタイプに区別。AタイプのRQは、学会で探求されている論点や多くの現象を説明できる法則に関わる問い。BタイプのRQは、事例に即した問いかけ。数多くのタイプBのQに答えていくと必然的にタイプAの答えが出る仕組み。本書ではタイプAを「最終的に知りたい問い」、タイプBを「研究しようとする事例に即した問い」とする ・【p.27】RQをたてるにあたり、①どのように研究方法を使用したいか、②データ収集や観察ができそうか、③分析や観察を行う単位(分析単位、研究単位)をどうするか、に気を付ける。 ・【p.46】「〜であるほど〜である」という形式の仮説が良い ・結果が従属変数(被説明変数)、原因が独立変数(説明変数) ・【p.50】独立変数と従属変数を媒介するのは、媒介変数(それぞれに相関関係あり)それぞれをダイヤグラムで図式化するのもよし ・【p.53】仮説や理論を構成する重要な要素を鍵概念という。ex.従属変数と独立変数 ・【p.57】定義した抽象的概念を、観察・測定しやすい状態に置き換えることを「操作化」という。研究を実施する際に観察しやすいところまで具体化された定義のことを「操作定義」。操作化された概念で記述された仮説を「作業仮説」という。 ・【p.62】多くの観察対象から特徴を掴むには、「分類」をする。現状確認型リサーチでは、あらかじめ少数の「類型」を作って観察対象を当てはめる。 ・【p.63】縦軸・横軸の4類型が一般的 ex.ロウィの政策類型 ・【p.111〜】相関係数と重回帰分析。ピアソンの相関係数は、0〜1(-1)の値をとって1または-1に近い程相関してることを意味する。 ・重回帰分析の有意確立pは、統計的にどれだけ意味があるか示す確立。この確率が小さいほど、偶然ではないことを意味する。 ・【p.160】政策分析の手順: ①政策課題を構造化する、②将来を予測する、③政策課題をコントロールする政策案をデザインする、④政策の効果を評価し、政策を選択、⑤結果を評価して、更なる改善に繋げる ・【p.162】②は、このまま問題を放置したらどのような状況になるか予測する方法。過去からのトレンドを延長する方法やデルファイ法等があり ・【p.164】④⑤に関し、事後評価では、政策を実施した後に、どの程度効果があったのか、どれほどの費用がかかったのか等を検証 ・【p.165】政策手段の分類: ①鞭(強制、規制)、②にんじん(誘引、補助金、減税)③説教(情報、規範意識の向上)、④直接供給(公共財の供給) ・【p.179】政策の効果を見積もる手法として、①(狭義の)政策評価、②業績評価、③費用便益分析がある ・【p.181】政策評価をするときは、ロジックモデルが有用。ロジックモデルは、政策からアウトカムに至る因果関係に関する仮説 ・【p.182】中間アウトカム、最終アウトカム、インプット、アウトプット

Posted by ブクログ

2023/04/25

政策リサーチも論文を書くのも根本は同じということがよくわかった。 リサーチクエスチョンを立て、仮説を立て、因果関係を明示し、鍵概念を定義し操作化する。文献やデータを集める。仮説を検証し、論文を実費する。 著者の実際の研究も断片的に引用されていて面白いし勉強になる。

Posted by ブクログ

2022/12/27

情報収集、因果関係分析、対策の立案と評価、成果のプレゼンと論文、レポート作成まで、学生、自治体職員、研究員、NPO関係者、市民のための方法論ガイドです。 これ一冊で、調査から成果物の作成までが分かります。

Posted by ブクログ

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