花は咲く、修羅の如く(1) ヤングジャンプC

むっしゅ(著者), 武田綾乃(原作)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2022/01/19
• JAN: 9784088921716

商品レビュー

2025/05/06

雑誌「ウルトラジャンプ」で連載中のむっしゅ(漫画)、武田綾乃(原作)による「花は咲く、修羅の如く」の第1巻。2025年にTVアニメが放送。朗読好きな春山花奈が高校の放送部に入り、仲間たちと成長していく姿を描いたお話。武田氏が思春期の学生を描いた時の凄みはハズレがない。今回は朗読やアナウンスをどうやって絵で表現するのかと思いましたが、むっしゅ氏の表現方法は新鮮な驚きでした。キャラ絵もとても魅力的。ユーフォ好きな人は確実にハマる気がする。そして、武田先生の放送部を題材にした短編「白線と一歩」もおすすめ。

2025/01/26

　原作は『響け！ ユーフォニアム』シリーズの武田綾乃さん、作画は『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ！（※ムリじゃなかった!?）』などのむっしゅさんです。面白くない訳がありません。

　コミックスは現在８巻まで刊行されていて、アニメ版が１月から日本テレビで放送されています。（加入済の方は）Amazon Prime Videoで観ることができます。

　人口600人の小さな島、十鳴島（となきじま）に住んでいる春山花奈（はるやま　はな）は、テレビで見た天才子役 西園寺修羅（さいおんじ　しゅら）の朗読に憧れ、島の子どもたち相手に月例の朗読会をしていました。

　島の外の高校（すももが丘高校）入学の前日、朗読会を終えた花奈の前に、同校の放送部部長　薄頼瑞希（うすらい　みずき）が現れ、放送部に誘います。

　朗読を続けるために放送部への入部希望を心に秘める花奈でしたが、島と本土とを繋ぐフェリーの最終便の時間が17時なので、部活動はできないと諦めています。
　それを瑞希が、船長に運行時間の変更を依頼して最終便の時間は19時となり、花奈は晴れて放送部に入部できることとなりました。

　瑞希がそこまでするくらい、花奈の朗読には魅力がありました。「ちょっと聞いただけで、勝手に頭に情景が浮かんできた。　コイツの"読み"には力がある、人を惹きつける力が。。。！」

　すももが丘高校放送部には、個性的な面々がいます。顧問の吉祥寺博美（きちじょうじ　ひろみ）も国語科の変わった先生です。（だけどＮＨＫ杯放送コンテストの優勝経験者であり、前任校をＮコン全国決勝に導いた名将なのです。）

　このマンガの最大の魅力は、なんといっても朗読シーンだと思います。読み始めたとたん、朗読者の表情と声は一変し、場面は作品世界に切り替わります。幻想的で迫力ある作画を背景に、朗々と読まれる声が作品の奥へと引き込み、聞く者に陶酔と感動を与えるのです。アニメだと、さらに臨場感と迫力があります。いろいろな文学作品が取り上げられるのも魅力です。

　さあ、すももが丘高校放送部のＮコン挑戦が始まりますよ～！
　花奈の成長は？　放送部の仲間たちとの友情は？　そして宿命のライバルとの出会いは？

　オススメのマンガ＆アニメです♡
　（アニメは３回目が終わったところ、ちょうど１巻の終わりまでです。現在、１巻は（加入済の方は）kindle Unlimitedで読めます。）

2025/01/22

☆4.5

ど真ん中来たっー‼️
テレビ萬画で、観始めた。
面白い。
昔朗読かじった事がある。オープンマイクというやつだ。読み聴かせもちょっと。
詩のボクシングにも、何度か出た、いつも予選止まりだったけど、朗読は面白い。
高校生の部活でこんな大会があるって事も知らなかった。
楽しかった。

やばい、萬画ポチッとしそうだ。