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方法叙説 講談社学術文庫2700
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2022/01/13 |
| JAN | 9784065267295 |
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方法叙説
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
デカルトの真理に至るまでの思考方法が書かれた本。 有名な「我思う故に我あり」はデカルトの哲学の根本であることを改めて知ることができた。 神や魂の存在証明など、受け入れ難い主張も文中いくつかみられたが、未知の事柄の真理に至るまでの過程は、非常に勉強になった。 ①難問に突き当たった...
デカルトの真理に至るまでの思考方法が書かれた本。 有名な「我思う故に我あり」はデカルトの哲学の根本であることを改めて知ることができた。 神や魂の存在証明など、受け入れ難い主張も文中いくつかみられたが、未知の事柄の真理に至るまでの過程は、非常に勉強になった。 ①難問に突き当たった時、その問題を可能な限り細かく分割し、②比較的単純な要素から順序立てて真理の究明に向かっていく。③その後、自分の検証に見落としがないかの見直しを徹底する。 この思考方法は今でも実践的であると思った。
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訳者解説で書いているように文章が原文に忠実?なせいかだいぶ意味がとりにくい。とはいえ、こんなもんだろうという気もする。訳者解説が骨子になっているが、17世紀の人の文章はこんなに持って回った言い方をしないといけないのかという気もする。ただ、このような言い回しがないとデカルトともいえ...
訳者解説で書いているように文章が原文に忠実?なせいかだいぶ意味がとりにくい。とはいえ、こんなもんだろうという気もする。訳者解説が骨子になっているが、17世紀の人の文章はこんなに持って回った言い方をしないといけないのかという気もする。ただ、このような言い回しがないとデカルトともいえず、それがないとこんなに長く再読される書物にはなっていなかっただろう。 しかし講談社学術文庫は硬派にいい本を出していて好感が持てる。同時に出版されたのがカントだし。絶版になっているいい本も多いので復刊も含め頑張っていただきたい。
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だいぶ訳文が硬い(あとがきにあるように意図的なもの)ので、一読で意味の取りにくいところがけっこうある。なんかメルロ=ポンティの訳書みたいだと思った。論の進め方も似ていてフランス哲学の伝統の源なんですね。この本の初読にはちょっと勧められないかなぁ。
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