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京都府警あやかし課の事件簿(6) 丹後王国と海の秘宝 PHP文芸文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2022/01/08 |
JAN | 9784569901879 |
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京都府警あやかし課の事件簿(6)
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京都府警あやかし課の事件簿(6)
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
シリーズ第六弾。 今回もいつものように、連作四話と序&幕間&終章が収録されておりますが、実質第一話とそれ以降(第二話~第四話)での、二部構成のような印象です。 表題作の第一話「丹後王国と海の秘宝」では、京都北部の海沿いにある丹後地方に出張した大達が、伊根地区担当のあやかし課隊...
シリーズ第六弾。 今回もいつものように、連作四話と序&幕間&終章が収録されておりますが、実質第一話とそれ以降(第二話~第四話)での、二部構成のような印象です。 表題作の第一話「丹後王国と海の秘宝」では、京都北部の海沿いにある丹後地方に出張した大達が、伊根地区担当のあやかし課隊員・花村兄妹(妹の葵ちゃんはイルカに変身できちゃう!)と力を合わせて、“秘宝”を狙う海賊を撃退するお話で、いつもの洛中での雰囲気とはまた違った爽やかさがありましたね。 第二話~第四話は第一話の明るい雰囲気から一転して、剣吞なムードが漂います。 化け猫・月詠の不穏な夢から始まり、大と栗山くんが、「京都信奉会」の幹部(四神)・船越にボコボコにされてしまうという、あやかし課にとってショッキングな展開に。 船越の狙いは祇園祭を訪れた人達を人質にして山鉾を奪う事らしく、あやかし課総動員で警戒にあたることになりますが・・。 この巻は、祇園祭と塔太郎のストーリーといっていいかもしれません。 塔太郎自身にはまったく非はないのに彼の実父が「京都信奉会」のトップであるという事で、塔太郎の半生が、あまりにも辛いものだったという・・いやもう、塔太郎が不憫すぎます・・。 それでも京都を愛し、京の人達を守る為に心身を削っている塔太郎にはマジで幸せになって欲しいです。 総代くんには悪いけど、大と塔太郎がお互いを想う気持ちの深さには、誰も間に入れないと思うんですよね~。 因みに、シリーズ二作目でも祇園祭が舞台でしたが、この時は「宵山」がメインでした。 今回は、七月の始まりから1か月かけての長い行事・神事としての祇園祭の様子が描かれているのが興味深くて、地元の人達がどれだけ祇園祭を大切に思っているかが伝わってきますね。 「京都信奉会」との激突は次巻に持ち越された感じですので、今後の展開を楽しみにしております!
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京都信奉会との戦いが明確になった6巻目。次巻でこの戦い完結するのかな? 塔太郎の生い立ちが明らかになる。大きな戦いのプロローグって感じ
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やっと読み終えることが出来ました(-"-;A ...アセアセ 塔太郎の重たい過去とスサナオ神の言葉。 私は特定の宗教を持たない人間ですが、こうした話を読むのは大好きです。 続きは手元あるから、さっそく今晩から読みたいと思います。
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