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逃げ上手の若君(4) ジャンプC

松井優征(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2022/01/04
JAN 9784088830100

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逃げ上手の若君(4)

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商品レビュー

3.6

13件のお客様レビュー

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2024/01/08

歴史モノとして楽しんでいるから時行の手下が活躍するパートよりも足利パートの方がテンションが上がって困る。 小笠原さんは小物っぽい見た目なのに大物感が出てきて憎めない。

Posted by ブクログ

2023/04/21

この頃の感覚じゃ世代交代で若返るとかまだ27歳って感覚は本当にあるのかな?鎌倉時代の平均寿命は今と相当違うはずと思って調べたら24歳って数字が目立っていた。 現代にわかりやすいようにだとは思うけど、さすがに違和感ぬぐえませんでした。 話読みしかしてません。

Posted by ブクログ

2022/05/17

鎌倉幕府滅亡した後、後醍醐天皇によって信濃国を支配する国司と守護が新たに任命。北条派から天皇派に変わったことで、溜まった不満の末に起きた戦争を止めにゆく時行一行。面子のために死ぬことを選ぶ保科党の武士たち。蜂起するときの戦力を温存するためにも、彼らの説得は必須事項です。 大半の...

鎌倉幕府滅亡した後、後醍醐天皇によって信濃国を支配する国司と守護が新たに任命。北条派から天皇派に変わったことで、溜まった不満の末に起きた戦争を止めにゆく時行一行。面子のために死ぬことを選ぶ保科党の武士たち。蜂起するときの戦力を温存するためにも、彼らの説得は必須事項です。 大半の人間は人が潔く死んだかどうかに興味がない。 興味がない、か。潔く死ぬことができないからではないかな。むしろ潔くでも、見苦しいでも、死ぬという行為を大半の人間は選ぶことができないから、こうであって欲しい、こうでありたいという願望がより多く乗った死に様が後世に伝わるのではないだろうかなぁ。そもそも望んだ死に方を選ぶことのできる立場というのは上流階級な訳で、多くの人間は降り掛かってきた災厄に対抗できずに死んでゆくのが多かったのではないでしょうか。だからこそ、多くの情念が宿った事例が後世に伝わっていったのだと。その例に自分達もあやかりたい、という希望が、眼前の死という絶望から逃避させて時行曰く身勝手な死ということになるのでしょう。 「逃げ上手」な時行からすると、理解のできない思想。ただ、いつかどこかで逃げずに立ち止まらないといけない瞬間は訪れるはずで、その時にどんな判断を下すのかが興味のあるところです。なんでもかんでも逃げ出す人間であるならば、この物語は成立しないのですがね。 川中島を舞台に戦場は繰り広げられます。国司の清原信濃守を霧中から単騎襲撃した場面は、後世の第四次川中島合戦オマージュということで。信玄と謙信のあれです。この名場面は、どうしてもSD戦国伝が思い出されて仕方がない。子供の時にこびりついた衝撃は強いものです。 巻末に解説上手の若君という企画で、時代背景を解説しているページがあります。4巻の武士の名前の変化についての解説がわかりやすくて嬉しい。 こういうちょっとしたことも、歴史好きの少年少女が増えるきっかけだったりするんだよなぁ。近くにそれに応える大人があればさらにいい。

Posted by ブクログ

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