![極東ナチス人物列伝 日本・中国・「満洲国」に蠢いた異端のドイツ人たち](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001977/0019779501LL.jpg)
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極東ナチス人物列伝 日本・中国・「満洲国」に蠢いた異端のドイツ人たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2021/12/24 |
JAN | 9784861828829 |
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極東ナチス人物列伝
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この本で大木毅がフリードリヒ・ハックを書いている文章は「第二次大戦の〈分岐点〉」に収録されたものだが同じ版元なのに何も記していない。それより問題なのは注2で足立邦夫の「臣下の大戦」と並んで中田整一の「ドクター・ハック」を「本章の趣旨を変更する必要は認めなかった」と撫で切りにして...
この本で大木毅がフリードリヒ・ハックを書いている文章は「第二次大戦の〈分岐点〉」に収録されたものだが同じ版元なのに何も記していない。それより問題なのは注2で足立邦夫の「臣下の大戦」と並んで中田整一の「ドクター・ハック」を「本章の趣旨を変更する必要は認めなかった」と撫で切りにしている。つまり「ドクター・ハック」は読んでいるわけで平凡社の担当編集者が書いたであろう著者紹介も読んでいるはずだ。何でも大木毅はみすず書房から刊行された「兵士というもの」の邦訳者の小野寺拓也の訳者あとがきで「多くの非常に有益な助言をいただいた」と書いている。それなら何故「ドクター・ハック」の著者紹介に記されている「トレイシー」は読まなかったのか?と聞きたくなる。小野寺拓也がレーマーなる「研究者」のお粗末な「研究」を鵜呑みにするのもどうかと思うが担当編集者も含めて誰も「トレイシー」を読んでいないし中田整一が制作した番組を見ていないようだ。大木毅は年間百万円を史料収集に費やしているそうだが単行本でも税込み二千円もしない「トレイシー」の存在を知る事が出来たにもかかわらず「中田整一の本だから」と読まなかったならば呆れてものも言えない。 ヘルムート・ヴォールタートの章で「一九三九年二月、彼はユダヤ人資産の没収を担当することになった。ルーマニアやオランダに赴いたのもその関連であった」って何?1940年にドイツ軍がオランダを占領する前にドイツが「ユダヤ人資産の没収」が出来たのか?「アンネの日記」の読者なら驚くだろう。これがルーマニアでも同じだ。 マイジンガーについて彼の「残虐行為は親衛隊全国指導者ハインリヒ・ヒムラーでさえ眉をひそめるほどのもので、一説によるとヒムラーは彼を軍法会議に書けて処刑することを考えたが、ハイドリヒの取りなしで日本への派遣に同意したという」なので当時のポーランドで実施した「AB行動」ですら許容範囲を越えるものだったのだろうか?マイジンガーのような強制収容所の看守あたりが「適任」そうな無能な男が日本に派遣されてはゾルゲが手玉に取るのは簡単だったのだろう。 シュターマーが「社会的圧力にさらされながらユダヤ人の義母を庇護したことが考慮され」とあるので彼はユダヤ人女性と結婚したのか、それとも父親の再婚相手がユダヤ人なのだろうか?これではハッキリしない。「アーリア人」がユダヤ人や一親等の「ユダヤ人混血者」と結婚していたら解放措置を取られない限り官職から追放されるはずだが。
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