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きりきり舞いのさようなら
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2021/12/21 |
JAN | 9784334914400 |
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
2022年8月9日 十返舎一九や北斎、お栄が出てきて、へーと思ったが、そんなになぁと。奇人ぶりが凄まじかった。 一九の生い立ちがなるほどそうなのかと。
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十返舎一九一家のお騒がせな日々を一九の娘・舞の視点で描くシリーズ第四作。 今回は文政の大火で焼け出されるところから始まる。一家が借りていた借家は焼け、着の身着のまま人混みに揉まれながら逃げていたところを同じ長屋の住民からおばあちゃんを押し付けられる。 大変な火事だっただけに家族...
十返舎一九一家のお騒がせな日々を一九の娘・舞の視点で描くシリーズ第四作。 今回は文政の大火で焼け出されるところから始まる。一家が借りていた借家は焼け、着の身着のまま人混みに揉まれながら逃げていたところを同じ長屋の住民からおばあちゃんを押し付けられる。 大変な火事だっただけに家族全員命が助かっただけでもありがたいと思わねばならないのだが、一九の盟友・北斎の伝手で借りられた家には同じ長屋の連中が押しかけてきて寝るのも食べるのも大変な有様。 おまけにお化け騒動に婀娜っぽい大家代理に焼きもちを焼き…と相も変わらずきりきり舞い。 だがシリーズ第四作ともなれば舞もすっかり腹を据えた感もあって、米が尽きれば長年丁々発止やり合ってきた錦森堂にねだるのはお手の物。その錦森堂も中風病で書けなくなった一九の代わりに別の一九を見つけて出版しようとするのだからこちらも海千山千の商売人だ。 北斎の娘・お栄の扱いも慣れてきたし、夫の尚武や養子の丈吉も一九の後妻・えつも、もちろん一九も合わせてみんな大変な人間だらけで普段はてんでばらばらの方向を向いているのにいざとなれば一致団結してうまいところ纏まるのが面白い。 それも当座の生活のための小銭稼ぎとかではなくて、何か面白いことのためならより纏まってしまうのがこの連中だなと思う。 それにしても冒頭で押し付けられた感のおばあちゃんと、おばあちゃんが抱えていたお狐様が最後はどういう顛末になるのかと思っていたら、想像を超えて楽しい結末になっていた。 さすがは一九、こういう一世一代の洒落(それも自分のためではなく多くの人のために)が出来てしまうのが、迷惑千万な性格ながらも愛される所以なのだろうか。 真面目なのか不真面目なのか、勢いなのか考えてのことなのか、気を遣っているのか適当なのか、よく分からないのにいつの間にか落ち着くところに落ち着いている。 どれほどきりきりしても仕方ない、むしろそういう状況を楽しんでしまえという一種の達観のような諦観のようなそんな境地にさせられる。 だが楽しめたから良いか。現実にこういう人が家族だったら嫌だけど。 ※シリーズ作品一覧 (全てレビュー登録あり) ①「きりきり舞い」 ②「相も変わらずきりきり舞い」 ③「旅は道づれきりきり舞い」 ④ 本作
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“きりきり舞い”シリーズ第四弾。 十返舎一九の娘・舞が、自由すぎる“一九ファミリーwith居候”達に、きりきり舞いするお話6篇が収録されています。 毎回大騒ぎのこのシリーズ。 今回は火事で焼け出された一九ファミリーが葛飾北斎の手配した借家に仮住まいすることになるのですが、避難途...
“きりきり舞い”シリーズ第四弾。 十返舎一九の娘・舞が、自由すぎる“一九ファミリーwith居候”達に、きりきり舞いするお話6篇が収録されています。 毎回大騒ぎのこのシリーズ。 今回は火事で焼け出された一九ファミリーが葛飾北斎の手配した借家に仮住まいすることになるのですが、避難途中で近所の人から老婆を押し付けられるわ、仮宅に元近隣住民たちが押しかけてくるわで、お約束のてんやわんやです。 さらに、何やらいわくありげな仮宅の隣人や“大家の代理”という謎の美女、はたまた“偽・十返舎一九”が現れるなど、まぁ相変わらずトラブル続きなのですが、こういう事に耐性のある舞は文句を言いながらも頼もしく対応しております。 てか、何だかんだで結構楽しそうなので、笑えて読めるのが良いですね。 そして、本書のタイトルが最終巻っぽいような印象をうけるのですが、これは火事で焼けてしまった稲荷社を再建するために、一九が仕組んだ一世一代の“大ドッキリ“に因んでおります。 という訳で、個人的には何となくまだ続くのかな・・と思っている次第です。
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