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脱・失敗学宣言
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脱・失敗学宣言

中尾政之(著者)

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脱・失敗学宣言

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 森北出版
発売年月日 2021/12/18
JAN 9784627676817

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商品レビュー

4.3

3件のお客様レビュー

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2024/06/12

読む前に知りたかったこと(事前の好奇心) ・失敗から学ぶことを脱するとはどういうことか? ・代わりに何をやっていこうとしているのか? 2読んでわかったこと ・失敗学の基本は、過去の失敗を分析して、同じことにならない仕組みを事前に組み込むこと ・それに対して脱・失敗学とは、なん...

読む前に知りたかったこと(事前の好奇心) ・失敗から学ぶことを脱するとはどういうことか? ・代わりに何をやっていこうとしているのか? 2読んでわかったこと ・失敗学の基本は、過去の失敗を分析して、同じことにならない仕組みを事前に組み込むこと ・それに対して脱・失敗学とは、なんとしても避けなければならない巨大なリスクだけは守りの姿勢で強力に対策し、そのほかは試行錯誤(=失敗)しながらいい方法を見つけていこうという考え。 これからは変化が早すぎて、過去の失敗を分析してもその時にはもう別の技術や方法が出てくる。 だから過去の失敗が分析が役に立たなくなってくる。 そんな背景があるらしい。 3自分の琴線に触れたフレーズ(気づきや発見) ・#ピラミッド型の情報伝達から#フラット型の情報伝達へ トップダウンので下の現場から順々に上司に上がっていく従来の情報伝達から、デジタル技術を使って誰でも一気にトップに情報を上げていく形への変換。 →個人的にはそれを横にも広げてネットワーク構造にできたら理想的だと思う。トップでも下の人間でも誰でも同じ情報を共有できる。 でもそうなると情報の整理や解釈や組み合わせが上手くないと何をどうしていいかわからなくなりそう。指示待ち人間にはカオスな状況になりそう。クリエイティブな人間だとワクワクできる環境になりそう。そういう人に、私はなりたい。 ・「なぜ人間は同じ失敗を繰り返すのか」の本質的な答えは「全く同じではないが、似ている失敗を想定できないから」 →「反省していないから」みたいな精神論や人格の問題にしていないところがいい。 要するに応用ができていない、チャンクが上の概念に抽象化できていないと言いたいのだと思う。 ・「君が一生続けても楽しくて、飽きそうもない仕事は何か」 この答えを探し続ける生き方っていいなと思う。好奇心を大切にする生き方。 ・日本という集合体がそもそもフィクションだったと思えばよい。10年もすれば誰でも地球人になれる。 →大きな視点で物事を捉える目線として面白い。目の前の小さな失敗でクヨクヨしなくて良いというのが論旨。小さな失敗の毎日なのでぜひ覚えておきたい。 4読後、新しくやってみようと思う行動(具体化、実用化) If どちらがいいか迷ったら Then 経験値が少ない選択肢を選ぶ →やったことない方を選び続けると、時間が経てば勝手に経験値が増えていることになる。  ほったらかしの分散投資と近い感覚かもしれない。

Posted by ブクログ

2022/02/27

失敗学の必要性もやり方も変わってきた。情報化と管理できない巨大リスクの顕在化。違和感はリスクだけでなくチャンスにも大事。先生の日記みたいで面白かった。

Posted by ブクログ

2021/12/31

中尾先生が、この本に書いているように、そういえば最近、「失敗学」ってあまり聞かなくなったな、と思っていた。畑村→中尾で掲げてきた旗印が褪せてきたのか。狡兎死して・・だろうか。それともICT発達によるセンシングとアウトプットのサイクルスピードの爆速化が、ヒトの感覚に頼った「形づくり...

中尾先生が、この本に書いているように、そういえば最近、「失敗学」ってあまり聞かなくなったな、と思っていた。畑村→中尾で掲げてきた旗印が褪せてきたのか。狡兎死して・・だろうか。それともICT発達によるセンシングとアウトプットのサイクルスピードの爆速化が、ヒトの感覚に頼った「形づくりと分類」「会得」よりも手軽で役に立つ成果を生むようになったからか・・? ともあれ、本書はエッセイのような体裁を取り、つっかかるところもなく読めてしまうが、中尾先生の長年の「モレスキン・データベース」に蓄えられた小咄も満載で、内容はとてもボリュームがある。理系のヒトでなくても全部読めるだろう。工学者として文系カルチャーには敵対心を吐露しておられるところもあり、コンプライアンス・コンサルで飯を食っているクラスタのヒトにはぜひ読んでほしい。 ところが残念なのは、工学書の棚に刺さっており、Webでの検索タグも工学であろうから、彼らの目にとまることは、ほぼ無い。できれば(森北出版には悪いが)ダイヤモンド社や日経から出版して、多くの読者を獲得してもらいたいところだったが。

Posted by ブクログ