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フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある 角川ソフィア文庫
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フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある 角川ソフィア文庫

諸富祥彦(著者)

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フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2021/12/21
JAN 9784044006808

フランクル心理学入門

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商品レビュー

4.5

3件のお客様レビュー

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2023/03/06

10年以上前に読んだ本書を久しぶりに読み返してみた。今回は「自己実現の否定」が印象に残った。 フランクルは「意味への意志」論において、「人間は結局、自分はこの世で意味ある人生を送っているという確信を求めていく存在」という。そして、「意味」や「なすべきこと」は、決して主観的な心理...

10年以上前に読んだ本書を久しぶりに読み返してみた。今回は「自己実現の否定」が印象に残った。 フランクルは「意味への意志」論において、「人間は結局、自分はこの世で意味ある人生を送っているという確信を求めていく存在」という。そして、「意味」や「なすべきこと」は、決して主観的な心理状態からのことではなく、「向こう」から呼びかけてくるものだという。「意味への意志」は、この呼びかけに呼応する心の働きなのである。したがって、「自己実現こそ人間が究極的に求めるもの」という自己実現論に反論する。 「自らの内部の可能性の実現」は、普通に考えれば悪いことではないだろう。しかし、それらを追い求めて行き着く先が「虚しさ」であることは十分に考えられる。その時々の状況や自分の健康状態の変化などによって「自らの内部の可能性の実現」が存分にできない事も誰にでも起こり得るであろう。そんな時、フランクルの「向こうから呼びかけられている」という思想は大きな助けになると思う。 フランクルの言葉に接していると、体の底から力がみなぎってくるような感覚になる。また、著者の諸富氏の解説はわかりやすく温かみがあり、研究に裏付けられた安心感と信頼感がある。折に触れて読み返したい一冊である。

Posted by ブクログ

2022/02/07

まだよくわからないのが実感。著者も触れていたが、宗教と人生訓とフランクル心理学との違いがまだよく理解できていない。 でも自分の根底を信じることが大切ということは実感する。それがなされているということも

Posted by ブクログ

2022/01/23

第1章フランクルってどんな人ーーフランクルの生涯とエピソード 日本におけるフランクル紹介の過ち 少年フランクル「生きる意味」への問いの芽生え 高校生フランクルとフロイトの文通 アドラーとの出会いと別離 マックス・シェーラーの影響 臨床実践の中から独自な理論を形成 収容所を前にして...

第1章フランクルってどんな人ーーフランクルの生涯とエピソード 日本におけるフランクル紹介の過ち 少年フランクル「生きる意味」への問いの芽生え 高校生フランクルとフロイトの文通 アドラーとの出会いと別離 マックス・シェーラーの影響 臨床実践の中から独自な理論を形成 収容所を前にしての決断 フランクルは収容所で何を体験したのか フランクルと宗教 収容所以降のフランクル 第2章フランクル心理学で「生きる意味」を発見する 「むなしさ」という心のつぶやき 実存的空虚 幸福のパラドックス 意味への意志 マズローとの対話 「自己実現」論批判 「生きる意味」を求めて 「生きる意味の問い」をどう問い進めるか 「問いかけられている自分」の発見 自分だけに固有の使命の体験―使命発見旅法 三つの価値領域ー「意味」発見の指標 フランクル心理学の問いはここが違うーアドラー心理学との異同 すべては意味を持つか 第3章ライフサイクルの諸問題とフランクル心理学 子ども・若者の「心のむなしさ」とフランクル心理学 フランクル心理学に抽づく教育実践 「中年期の危機」とフランクル心理学 中年期に突きつけられる問い キャリア・コンサルティングの視点 —人生を「意味ある作品」として完成させ、「使命・天命」に出会いまっとうする道として、「人生後半」を捉え直す 「老い」とフランクル心理学ー「過去の絶対肯定」の哲学 「老い」に対する態度を変えるカウンセリングー高齢者ケアのロゴセラビー 第4章フランクルの人問観 還元主義批判と人間中心主義批判 還元主義とニヒリズム 人間存在の本質特徴「実存」 次元的存在論 人間中心主義批判 人間の自己超越性 無意識の神 限りなく述く、限りなく近くにいる神 第5章カウンセリング・心理療法としてのフランクル心理学 ロゴセラピーと実存分析の異同 ロゴセラビーの適用領域 実存的対話で「心のむなしさ」を癒す ロゴセラピーの技法①逆説志向 ロゴセラピーの技法②脱内省 PIL(人生の目的テスト) 宗教との違い 第6章主要著作とその概要ーもっとフランクルを知りたい人のために 「哲学と心理療法ー実存分析の基礎づけのために」 『医師による魂のケアーロゴセラピーと実存分析の基礎づけ』 『ある心理学者の強制収容所体験』 『それでも人生にイエスと言う』 『時間と直任』 『無意識の神』 『制約されざる人間ー超臨床的講義』 『苦悩する人間_ー苦悩の弁設論の試み』 『ロゴスと実存I三つの購油』 『時代精神の病理学』 『神経症の理論と治療』 『心理療法と実存主義—ロゴセラピー論文集』 『意味への意志ーロゴセラビーの基礎と応用』 『聴き届けられることのなかった意味への叫びー心理旅法とヒューマニズム』 その他の著作、講演記録、ビデオテーブ 付論 フランクル心理学の批判とその修正 滝沢克己による批判をめぐって 「意味」の呼びかけに呼応する心の働き 実存の問いと超越 現存在分析との相違

Posted by ブクログ

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