不眠症の9割は歩くだけで治る

長尾和宏(著者)

• 販売会社／発売会社: 山と溪谷社
• 発売年月日: 2021/12/18
• JAN: 9784635490597

商品レビュー

2022/11/19

・眠れないとぼやいて日中も動かず家にいても不眠は治らない。一にも二にも歩け。
・日中に歩くことで睡眠欲を溜める&セロトニンを増やす
・早起きしたい日の前日に早寝しようとしても眠れないのは普通
・眠れなくてもなんとかなる
・睡眠薬は飲み方が大事

定年後のシニアの不眠に向けて書かれた本。
現役世代の不眠の悩みに通ずる部分も多く、読んで共感するところ、学ぶところが十分あった。

年齢問わず、不眠の方にオススメします。

2022/08/09

不眠症の9割は歩くだけで治る
歩いて紫外線を浴びれば自然に眠れる
長尾クリニック 長尾和宏

∞----------------------∞

不眠症の本質は不安。
理想は7時間睡眠。
少し削って起きている時間を延ばし疲れをためた方が深い睡眠を得やすい。
睡眠薬は依存しやすいので期間限定で上手に使う。
睡眠は個性があるもの。細かいことは気にしない。
昼間はしっかり起きてメリハリをつける。
睡眠薬代わりの寝酒はNG。
ダラダラ寝る生活は認知症のもと。
暇こそ睡眠の大敵。日中のほどよい疲れが眠気を生み睡眠へ誘う。
理想は1日7000歩。歩いて幸せホルモンセロトニンを増やす。
朝の光は体内時計をリセットし、昼の紫外線はビタミンDを作る。
布団に入る90分前にお風呂で体温を上げる。下がる時に眠くなる。
疲れている時は温冷交代浴を。
眠れなかったら仕切り直して布団から出る。
睡眠薬はベンゾ系→非ベンゾ系→オレキシン受容体拮抗薬の時代に。しかし新薬について明らかになるのはこれから。
睡眠薬をやめるのは困難。1/4ずつ減らしていく。

睡眠薬については、「一過性全健忘」がめちゃくちゃ怖いのだけど、気を付けていたとしても、夜中に目を覚まして...ということがあるかもしれないなら、やはり飲まない方が良いんだろう。

⁡2022/08/09 読了(図書館)