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レイン・ドッグズ ハヤカワ・ミステリ文庫
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レイン・ドッグズ ハヤカワ・ミステリ文庫

エイドリアン・マッキンティ(著者), 武藤陽生(訳者)

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レイン・ドッグズ ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2021/12/16
JAN 9784151833076

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レイン・ドッグズ

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3.8

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2024/08/31

 王立アルスター警察警部補・刑事<ショーン・ダフィ>シリーズの第5作。前作までを読んでいないのだが、阿津川辰海氏の「これまでの最高傑作と称するにふさわしい一品である」とのオビ文を見て読んでみることにした。  舞台となるのは、1980年代の北アイルランド。アイランド共和軍(IRA...

 王立アルスター警察警部補・刑事<ショーン・ダフィ>シリーズの第5作。前作までを読んでいないのだが、阿津川辰海氏の「これまでの最高傑作と称するにふさわしい一品である」とのオビ文を見て読んでみることにした。  舞台となるのは、1980年代の北アイルランド。アイランド共和軍(IRA)による爆弾テロ事件が多発していた北アイルランド紛争の時代だったことは記憶にあるが、その時代。主人公ショーン・ダフィは愛車のBMVに乗るときに必ず車底に爆弾がないかどうか確認するのも、正にこの時代ならではのこと。  大きな筋としては、北アイルランドにある古城の中庭で女性記者の転落死体が発見されたが、現場は、城門は固く閉ざされており、ある時間以降は人の出入りができない密室状態だった。果たしてその死は自殺か、事故死か、はたまた殺人か?さらに警察幹部が車に仕掛けられた爆弾により爆殺されてしまった、IRAの犯行と思われたのだが……というもの。  モハメド・アリの北アイルランド訪問に伴う警備、工場視察に来たフィンランド企業の幹部被害の窃盗事件、そこから殺人事件捜査へと、次々に駆り出されるダフィ。  現場での綿密な捜査活動が描かれ、また北アイルランド、イギリス、フィンランドとダフィたちの捜査は国境を越えて行われる。そしてダフィ自身の私生活を巡って新たな出来事も、と実に盛りだくさんな内容。  600頁近くのボリュームがあるが、キビキビした訳文のためか、厚さをあまり感じずに読み進めることができた。

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2023/06/27

今回は、IRAがらみではなく謎のフィンランド人が登場。 キャリックファーガス署の面々が、フィンランド出張したりするところが面白い。 フィンランドのオウル沿岸にある島に行くことになった御一行。そこは、冬の間は海が凍っているのだけれど、本土からそのまま凍った海の上を車で走っていくのだ...

今回は、IRAがらみではなく謎のフィンランド人が登場。 キャリックファーガス署の面々が、フィンランド出張したりするところが面白い。 フィンランドのオウル沿岸にある島に行くことになった御一行。そこは、冬の間は海が凍っているのだけれど、本土からそのまま凍った海の上を車で走っていくのだそうだ。しかも真っ暗な夜の氷の道を! ショーン「海に落ちたりしないのか?」 フィンランド警察の人「ええ。春先にはよく人が落ちますね。落ちたら、まず助かりません」 ぎゃふん!

Posted by ブクログ

2022/10/17

〈ショーン・ダフィ〉シリーズ第5作。本作は、読書やドラマや映画が好きなら、割と見慣れた背景かもしれない。児童売春の闇である。だが、それと密室ものの融合、さらにダフィの私生活の劇的な移り変わり、相変わらずの殺伐としたアイルランド、こう言った要素が組み合わさり、手垢のついたテーマな割...

〈ショーン・ダフィ〉シリーズ第5作。本作は、読書やドラマや映画が好きなら、割と見慣れた背景かもしれない。児童売春の闇である。だが、それと密室ものの融合、さらにダフィの私生活の劇的な移り変わり、相変わらずの殺伐としたアイルランド、こう言った要素が組み合わさり、手垢のついたテーマな割に、既視感なく楽しめた。ダフィの語りも魅力的で、平凡な日常さえなぜかのめり込んでしまう。また、ダフィが激しく傷つきながらも前へ進む、その活力に勇気がもらえる。御都合主義とも言える展開もあるが、語りの巧さであまり気にならなかった。

Posted by ブクログ

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