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花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ 花時間特別編集
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/12/16 |
JAN | 9784048971195 |
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花と短歌でめぐる 二十四節気 花のこよみ
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
オムニバスの花と短歌のコラボですね。 短歌は俵万智さんが、四季と二十四節季に合わせて掲載されて、エッセイも書かれています。 花は、『花時間』1991年創刊の花の楽しみ方を提案する女性誌の三十年の歴史を駆使して、二十四節季に合わせたアレンジで紹介されています。 もちろん、二十四節季...
オムニバスの花と短歌のコラボですね。 短歌は俵万智さんが、四季と二十四節季に合わせて掲載されて、エッセイも書かれています。 花は、『花時間』1991年創刊の花の楽しみ方を提案する女性誌の三十年の歴史を駆使して、二十四節季に合わせたアレンジで紹介されています。 もちろん、二十四節季の意味や、風物詩も紹介されていて盛りだくさんの本です。 特に、花の種類が凄いですね。それぞれの名前から、飾る工夫やアレンジ方法なども記載されていて、一年中楽しめるすぐれものの本ですね。 読むと欲しくなります(=^ェ^=) で、短歌です。 春 ふうわりと並んで歩く春の道 誰からも見られたいような午後 咲きそうな花が黄色くふくらんで 今朝のやさしき会話のひとつ 春の野にふと舞いおりる朝のため 羽を休めているスイートピー チューリップ葉っぱ広げて大空に 向かってバンザイしている朝だ 散るという飛翔のかたち花びらは ふと微笑んで枝を離れる ガーベラの首を両手で持ちあげて おまえ一番好きなのは誰 あの赤い花がつつじでこの白い花も つつじと呼べる不思議さ 夏 思い出の一つのようで そのままにしておく 麦わら帽子のへこみ むらさきが好きだったこと思い出す 少女ジダンの夢、ライラック 洗いたての心に一つ咲きそうな バラのつぼみを感じる朝(あした) しばらくは白くなりたき心あり ユリの考えごとにつきあう 思いきり愛されたくて駆けてゆく 六月、サンダル、あじさいの花 テーブルの上に集える向日葵は 人の気配に無口になりぬ 子育ては子ども時代をもう一度 味わうものと思う朝顔 秋 我という銀杏やまとに散りぬるを 別れたびらはからくるエア・メール 台風が誰にも等しく迫る夜 めくり忘れた暦に気づく この夜によきことあれりんどうは 青むらさきの種火をともす サヨナラの形にススキが手を振って 駆け抜けてゆく風の輪唱 やさしいね陽のむらさきに透けて咲く 去年の秋を知らぬコスモス 秋の陽に淡く満たされ野菊らは 自分探しの旅を思わず インスタのダリアが騒ぐ幾つもの 「いいね」の中に君を見つけて 冬 「寒いね」と話かければ 「寒いね」と答える人のいる あたたかさ この冬はともに眺める人ありて 少し大きめのシクラメン買う 木枯らしを背負って電話をかけてくる ぬくもりのある言葉を探す 冬の朝十年前の息子から 「ありがとう!」の缶詰届く 保護色と思う心の色である ポインセチアの赤を着て会う 水仙のうつむき加減やさしくて ふるさふいに思う一月 大寒の朝のスプーンのひいやりと みどりごが飲むりんごの果汁 とにかく、至れり尽くせりの本なので、楽しみかたは千差万別で、手元に置きたい一冊ですね(=^ェ^=)
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二十四節気を季節の花の写真と短歌とエッセイでめぐる。 案内人は歌人の俵万智さん。 雑誌『花の時間』30年分から厳選された花々のアレンジメントの写真が、工夫がこらされていてうつくしい。 本当は野に咲く花の方が好きだが、人の手によって生けられたお花も興味深く思えたのが嬉しかった。 ...
二十四節気を季節の花の写真と短歌とエッセイでめぐる。 案内人は歌人の俵万智さん。 雑誌『花の時間』30年分から厳選された花々のアレンジメントの写真が、工夫がこらされていてうつくしい。 本当は野に咲く花の方が好きだが、人の手によって生けられたお花も興味深く思えたのが嬉しかった。 俵さんの短歌は―――これは散々言われて耳タコだろうが―――はじめてサラダ記念日の歌を読んで、「私でも書けそう」と、思ってしまった子供のころの私に言いたい。 「無理です―――。」と。 57577の中で自然な日本語にするだけでも一苦労なのに、読んでくれる方に「共感と驚異」(穂村弘さん)を、もたらすなんて至難の業だ。 写真に添えられた文章、季節の言葉を説明する文章に、自然と古代の人に対するリスペクトを感じられて心地好い。 花を長く楽しむために、切り花にするときの注意まで丁寧に書かれている。 今日は立春。 今年も桜前線が順調に北上し、各地で可憐な花を咲かせてくれている最中だろう。 テレビであんまり、桜、桜、言うので、「春の花は桜ばかりじゃないのに!」と、ちょっと嫌になるが、いろいろな事情で外に出られない人、自然に触れられない人には貴重な花便りになっているのかもしれない。 俵さんは桜をこう詠んでいる。 <散るという飛翔のかたち花びらはふと微笑んで枝を離れる>俵万智 名歌。 こころが豊かになった気分になる本。
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2月9日新着図書 【二十四節気を花とともに歌人俵万智さんの短歌とエッセイで案内。春の兆しが感じられる立春のページでは梅、蝋梅、菜の花、福寿草など花の特徴や風習をわかりやすく説明します。】 タイトル :花と短歌でめぐる二十四節気花のこよみ 請求記号620 : Ta https://...
2月9日新着図書 【二十四節気を花とともに歌人俵万智さんの短歌とエッセイで案内。春の兆しが感じられる立春のページでは梅、蝋梅、菜の花、福寿草など花の特徴や風習をわかりやすく説明します。】 タイトル :花と短歌でめぐる二十四節気花のこよみ 請求記号620 : Ta https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28195410
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