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臥月の竜 初代北町奉行 米津勘兵衛 祥伝社文庫
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臥月の竜 初代北町奉行 米津勘兵衛 祥伝社文庫

岩室忍(著者)

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臥月の竜 初代北町奉行 米津勘兵衛 祥伝社文庫

定価 ¥946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2021/12/10
JAN 9784396347826

臥月の竜

¥220

商品レビュー

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2022/02/25

江戸幕府創世記の奉行所を中心に当時の江戸の気風を伝えるシリーズも、早5巻目。 この頃にやっと目付けという武家を取り締まる機関を作るが、まだまだ人数が少なすぎて脆弱。 奉行所の少ない同心の下に岡っ引きのような人材を配置しようと試みる。 家康がまるで神のように扱われる伝説のような言...

江戸幕府創世記の奉行所を中心に当時の江戸の気風を伝えるシリーズも、早5巻目。 この頃にやっと目付けという武家を取り締まる機関を作るが、まだまだ人数が少なすぎて脆弱。 奉行所の少ない同心の下に岡っ引きのような人材を配置しようと試みる。 家康がまるで神のように扱われる伝説のような言い伝えはフィクションで、実は家康が江戸に入った当時応仁の乱以降、京都から移動した勢力が既に存在し、大きな城とは言わないまでも、関東の社会の一つとして存在していたことがわかる。 亡くなってしまった作家、浅黄斑さんは史実を丹念に研究し小説の中に現代ではどうなっているのかまで記述し、実に興味深い作風であったが、このシリーズも歴史の観点からも、実に興味深い作風になっている。

Posted by ブクログ