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企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(中) 事業戦略編
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企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(中) 事業戦略編

ジェイ・B.バーニー(著者), ウィリアム・S.ヘスタリー(著者), 岡田正大(訳者)

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企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(中) 事業戦略編

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2021/12/08
JAN 9784478112113

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企業戦略論 戦略経営と競争優位 新版(中)

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商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2026/02/07

 中巻に当たる本書は、上巻での内部・外部環境分析を受け、事業戦略を扱う。具体的には、コスト・リーダーシップ戦略と製品差別化戦略を取り上げる。一方で、ここでも経済学を踏まえて、「戦略的柔軟性」と「共謀」といった類書には無い概念を導入している。  「戦略的柔軟性」は、戦略を選択したり...

 中巻に当たる本書は、上巻での内部・外部環境分析を受け、事業戦略を扱う。具体的には、コスト・リーダーシップ戦略と製品差別化戦略を取り上げる。一方で、ここでも経済学を踏まえて、「戦略的柔軟性」と「共謀」といった類書には無い概念を導入している。  「戦略的柔軟性」は、戦略を選択したり、転換したり、そもそもそれらが自由にできることが経済的価値にどのような影響を与えるかを分析するために導入している概念である。他方、「共謀」は、カルテルが典型例だが、他社と(結果的に)歩調を同じくすることの意義を述べる。  もちろん、コスト・リーダーシップ戦略と製品差別化戦略の方も、VRIO的観点(稀少度など)や競争優位性などの概念から一貫した論理で分析しており、論理が一貫しているという意味で読みやすい。

Posted by ブクログ

2025/08/13

中巻はコストリーダーシップ戦略、差別化戦略、柔軟性オプションの3つに焦点を当てている。柔軟性オプションはマイケルポーターらが3つめの事業戦略として提唱したニッチ戦略(集中)に代わるものとして説明されていて、より現代の不透明な市場にフィットしていることが理解できた。また、これらの戦...

中巻はコストリーダーシップ戦略、差別化戦略、柔軟性オプションの3つに焦点を当てている。柔軟性オプションはマイケルポーターらが3つめの事業戦略として提唱したニッチ戦略(集中)に代わるものとして説明されていて、より現代の不透明な市場にフィットしていることが理解できた。また、これらの戦略は共存しうるかという疑問を以前から持っていたが、その問いに対する筆者の考えも含まれていた。 製品差別化は企業内の個人や集団の想像力で造られるものであるが最終的には顧客の認知によって成立するものということや、どの戦略を採用してもそれは組織体制と結びついてこそ機能することなどは特に重要だと感じた。

Posted by ブクログ

2025/01/20

上巻では外部環境分析及び内部環境分析について書かれており、この中巻ではその分析結果を活かした戦略について書かれている。上巻を読んだ後に読む本であることは言うまでもない。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略という2つの戦略から始まる。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略の両立の例や...

上巻では外部環境分析及び内部環境分析について書かれており、この中巻ではその分析結果を活かした戦略について書かれている。上巻を読んだ後に読む本であることは言うまでもない。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略という2つの戦略から始まる。コストリーダーシップ戦略、差別化戦略の両立の例や、各戦略を実現するための組織構造も学びが多く。戦略は組織に従うという考え方がベースにあるのかもしれない。その後にあるリアル・オプション戦略の考え方は企業経営のみならず人生の戦略への示唆も大きいのではないかと考える。オプションという英語を日本語にすると選択肢となる。また、金融のオプション理論から来ているため難解な数式も登場するがその考え方は非常にわかりやすく、数式の内容を深く理解することができなくてもその方程式が意味する通りに現在価値を高める方策を考えることができる。それを別の言葉で行ってしまえば、小さく始める、などのよく聞く言葉になる。オプションプレミアムとはオプションを手に入れるために購入する手数料だが、小さな失敗はオプションプレミアムであると考えて現在価値が高いオプションを戦略的に実行し、その中からは多数の失敗が生まれようともオプションの不確実性が解消された時点で特定の戦略に全振りすることで最終的に大きな利益を得ることができるというのは、幸せになるための生き方そのものではないだろうか。失敗は誰しもにとって恐ろしいものであるが、それはオプションプレミアムである。そう考えることで様々なオプション、つまり未来の選択肢を人生や経営の中に保有し、自らが望む未来の期待値を高めながら行きていく事ができるという意味で、個人の幸福にも同じような考え方が言えると思う。最終章の共謀ではいわゆるカルテルのような利益確保の動きの働きについて述べている。競争に勝つだけではなく、競争を緩和することで利益を得るという考え方は、競争社会で疲弊した現代人の生き方へも示唆があるのではないだろうか。特に、人の人生というものは、皆が幸せになることができる。本書では戦略毎に組織構造を示しているのが特徴的である。

Posted by ブクログ