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最後の審判 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/12/07 |
JAN | 9784094068214 |
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商品レビュー
3.6
15件のお客様レビュー
「ザ・プロフェッサー」から始まるシリーズの4作目である。第一作目で元ロースクールの教授で“弁護士マグマートリー”にすっかり魅了されてしまった。彼を取りまく教え子や友人達も巻き込んで話は広がっていった。あっと言う間の4作目。4作目に全員集合と言えば聞こえはいいが、それまでの3作品と...
「ザ・プロフェッサー」から始まるシリーズの4作目である。第一作目で元ロースクールの教授で“弁護士マグマートリー”にすっかり魅了されてしまった。彼を取りまく教え子や友人達も巻き込んで話は広がっていった。あっと言う間の4作目。4作目に全員集合と言えば聞こえはいいが、それまでの3作品とは趣が違い,ちょっと後味が良くない。 それでもお勧めしたくなるシリーズである。 是非4作一気読みを!
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シリーズ最後の第4作。 これは書くべきではなかった。 前作で伏線が張られていたので最初から分かっていたことだが、本作は殺人犯の復讐との対決だ。読む前から関係者が何人か殺されてしまうんだろうな~と予想していたが、残念ながら予想通り。何人も大事な人が殺され、多くの人が身体や心に深い...
シリーズ最後の第4作。 これは書くべきではなかった。 前作で伏線が張られていたので最初から分かっていたことだが、本作は殺人犯の復讐との対決だ。読む前から関係者が何人か殺されてしまうんだろうな~と予想していたが、残念ながら予想通り。何人も大事な人が殺され、多くの人が身体や心に深い傷を負う。殺人者に狙われるシーンはスリルこそあれ痛快さも爽快感もなくただ不快なだけだ。 主人公の”教授”も前作で癌が告知され余命もあとわずか。その最期の期間を苦しめる必要があるのか。読者はこれを読んで楽しいのか。はなはだ疑問だ。 あとがきにあるように著者は自身の父親と妻を癌で亡くしたことに啓発されて本作を書いたようだが、そうだとしてもこの第4作である必要があったのか。前3作で言いたいことや亡くした父親への想いは書き募ることが出来たのではないだろうか。 シリーズとして非常に面白かっただけに、この読後感が極めて悪い第4作は残念だ。
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読書備忘録746号。 ★★★★★。 マクマートリー&ドレイクのリーガルスリラーシリーズの第4作で完結作です。期待を裏切りませんでした。 そして、悲しいけど、やり切った感満載の結末。 勧善懲悪100%のストーリーでした。 プロローグ。 第2作で捕まり死刑を待つのみとなっ...
読書備忘録746号。 ★★★★★。 マクマートリー&ドレイクのリーガルスリラーシリーズの第4作で完結作です。期待を裏切りませんでした。 そして、悲しいけど、やり切った感満載の結末。 勧善懲悪100%のストーリーでした。 プロローグ。 第2作で捕まり死刑を待つのみとなったジムボーン(ボーン)・ウィラーとマクマートリー(トム)が刑務所で面会している場面。ボーンは、近いうちにお前を最後の審判に掛けてやると脅す。 そして第1章で、脱獄する・・・。 脱獄を幇助したのは、冷酷な殺し屋マヘリア(マニー)・レイエス。 ボーンは、とある依頼人からトムとトムのパートナーであるリック・ドレイクの殺人を請け負っていた。 そして、ボーンは自分を刑務所に送り込んだトムとリックと友人弁護士のボーセフェス(ボー)・ヘインズを憎んでおり、彼らの家族を含めた大切な仲間たちの復讐殺人も企んでいた。請負殺人の報酬と自身の復讐を兼ねようとしていた訳ですね。 そしてトム。末期ガンに侵されており余命数ヶ月。歩くことすらままならないトム。しかし、ボーンはトムがガンで死ぬ前に自分が殺すことを最終目的にしていた。 警察はトム、リック、ボーの家族も含めて厳重に警護するが、それをあざ笑うかのように、仲間たち、家族がボーンとマニーの凶弾に倒れていく。 そして、トムの最愛の孫がボーンに連れ去られた!トムをおびき出す為に。 死の淵にいるトムに最後のスイッチが入る。 人にはエネルギーの予備タンクがある。そのスイッチを入れるのは愛である。燃料は愛する人たちを奪おうとする者に対する激しい怒りだ! どんな状態だろうが決してあきらめない! シリーズを通して、作者が常に読者に伝えようとしてきたテーマである。 トムは、異常な量のステロイドを射ちボーンのもとに赴く。 果たしてトムはボーンに勝てるのか! そうです!勧善懲悪です!笑 一応補足しておきますと、今作はほぼリーガルサスペンス要素は無いです。 ほぼ戦いです。 そしてエピローグ。当然ですが墓地ですね。 いやはや面白いシリーズでした。
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