1,800円以上の注文で送料無料

ジョン・レノン最後の3日間
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1219-04-05

ジョン・レノン最後の3日間

ジェイムズ・パタースン(著者), ケイシー・シャーマン(著者), デイヴ・ウェッジ(著者), 加藤智子(訳者)

追加する に追加する

ジョン・レノン最後の3日間

定価 ¥2,970

770 定価より2,200円(74%)おトク

獲得ポイント7P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 祥伝社
発売年月日 2021/12/01
JAN 9784396617721

ジョン・レノン最後の3日間

¥770

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/08/17

ハウスハズバンドに入った理由を 「ジュリアンが幼少期、多忙過ぎて一緒に過ごせなかったことを今でも後悔していて、ショーンとは向き合って過ごしたいから」と語ってた時点で"変わったおじさん"だなあとは思っていた 普通なかなか思いついてもできないことだし 1970年...

ハウスハズバンドに入った理由を 「ジュリアンが幼少期、多忙過ぎて一緒に過ごせなかったことを今でも後悔していて、ショーンとは向き合って過ごしたいから」と語ってた時点で"変わったおじさん"だなあとは思っていた 普通なかなか思いついてもできないことだし 1970年代半ば、男性が子育てを全面的に…この本で知ったけど食事の用意、パンを焼くことまでしてたとは… 参加するのはごくごく極々少数派だったろう しかも、世界で1、2を争う有名なミュージシャンが 音楽にも周りの人にも、真面目に向き合う人だったんだろうなあと感じる それがダコタハウス近辺にいるファンへのサービスに繋がり、ひいては悲しい結末の原因にもなったのだろう 知ってることも知らないことも書かれていたけどポールとのやり取りは初めて知ることも多くて 長年に渡っていがみ合ったり笑いあったり、最後の会話がパンの焼き方についてとか きょうだいのような2人の関係が目の前に浮かんで微笑ましい

Posted by ブクログ

2022/02/15

【ジョンはあるとき、ポールにこう言った。「いいか、自分が崖の上に立っていて、飛び込もうか迷っていると想像してみろ。飛び込め!やってみるんだ!」するとポールはこう答えた。「もちろん、飛び込むさ。きみが先に飛び込んで、そこがどんな様子なのか、大声で僕たちに教えてくれよ。もしそこがいい...

【ジョンはあるとき、ポールにこう言った。「いいか、自分が崖の上に立っていて、飛び込もうか迷っていると想像してみろ。飛び込め!やってみるんだ!」するとポールはこう答えた。「もちろん、飛び込むさ。きみが先に飛び込んで、そこがどんな様子なのか、大声で僕たちに教えてくれよ。もしそこがいい具合だったら、僕も飛び込むから」】(文中より引用) ジョン・レノンの生涯と並行して、マーク・チャップマンが彼の命を奪うまでの3日間を記したノンフィクション。ビートルズのメンバーらの証言を基に、ジョン・レノンの最期の瞬間までもがリアルに再現された一冊です。著者は、エミー賞や国際スリラー作家協会賞を受賞しているジェイムズ・パタースン。訳者は、映像翻訳にも携わる加藤智子。原題は、『The Last Days of John Lennon』。 ジョン・レノンは40歳で死去するわけですが、ちょうど物質的にも精神的にも落ち着いた生活を迎え始めた時に殺害されたんだなということが本書を読んでよくわかりました。もし暗殺事件が起こらなかったとしたら、円熟味を迎えたジョン・レノンがどういった曲を披露してくれただろうと思いながらの読書体験でした。 『ザ・ビートルズ Get Back』も興味あります☆5つ

Posted by ブクログ

2022/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョン・レノンの幼少期から暗殺されるまでの軌跡と、彼を殺したマーク・チャップマンがニューヨークを訪れてから12月8日までを描いた章が、交互に描かれる。 ビートルズの本は結構読んでるし、エピソードもだいたい知ってるしな・・・と思って躊躇するほど値段が高いのだが、チャップマンのことが知りたくて結局買った。 ビートルズ時代にポールとジョンがあまりにも性格が対称的(めちゃくちゃ具体的に記載されている)なのに共同作業で簡単に曲を作ることにエンジニアが驚いているのが面白かった。 ジョンとヨーコが映画『Let It Be』を映画館で観た(完成版を観たのはその時が初めてだった)時のエピソードは初めて知った。 1974年の、二人の仲直りのきっかけについてのエピソードも鳥肌もの。 その後、ポールがジョンに歩み寄り続けた様子も微笑ましい。ジョンはよそよそしい態度を取っていたようだ。 それでも「お前ってやつは、ピザとおとぎ話でできているんだな」と嘲けられたポールがその言葉を気に入り、アルバムのタイトルにしようと思ったくらいと言っているのも良い話だ。 その他、僕が付箋を貼っている箇所は殆どがジョンとポールの関係性に関することなのであった。 それと、この本では、今まで余り知らなかったミュージシャンとの接点が書かれていて興味深かった。 ジョンとディビット・ボウイの交遊、ブルース・スプリングスティーンへの言及、ビリー・ジョエルとのニアミスの話なんかは、ちょっと時空のゆがみみたいなものを勝手に感じた。 チャップマンの章は、読むのが怖かった。 『ライ麦畑』の影響がそんなに強かったとは。 あの小説が持つ(持ってしまった)パワーと、その後のサリンジャーの沈黙は関係があることなのかもしれない。

Posted by ブクログ