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CBDC 中央銀行デジタル通貨の衝撃
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2021/11/16 |
JAN | 9784104329076 |
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
リブラは仮装通貨であり、電子通貨とは違う。 プルーフオブワーク=ブロックチェーンの基本的な技術。計算に時間がかかるので、改ざんできない。分散できる。分散すれば改ざんもできなくなる。 リブラは、主要通貨にリンクするから、弱小国の通貨より安定している=通貨がなくなる。 プライベートブロックチェーンとパブリック型。 プライベートは、管理者がいるので情報が把握される。 パブリック型はいないので、情報が把握されない。しかし信用できるか、は一義的には決まらない。プライベート型ならマネーロンダリング対策ができる。今の現金はパブリック型。仮装通貨になると、大掛かりなことができるため、マネーロンダリング対策が必要になる。 価格安定化=ステーブルコイン化、が必要だが容易ではない。銀行が発行するとしたら、ナローバンキング化必要ではないか。 リブラからディエムへ。プライベート型に専念。中央銀行デジタル通貨よりもプライバシーの点ではいいのではないか。 CBDC(中央銀行デジタル通貨)は小口専用にするか限度額なし、にするか。 口座型かトークン型か、トークン型なら、匿名性を守りやすい。 中央管理型か分散管理型か。分散型は時間がかかる。リテールには向かない。 デジタル通貨は金融包摂を進める。 中央銀行がデジタル通貨を発行しようとするのは、ディエムやデジタル人民元が通用すると中央銀行が必要なくなる可能性があるから。コストが安いため、デジタル人民元で決済が行われる可能性がある。 日銀ネット、全銀システム。 SWIFTとコルレス銀行による国際送金の仕組み。 人民元は小口なら匿名性を確保。一定金額以上は本人確認が必要。オフライン決済も可能になる。災害時のため。デジタル人民元には利子は付けない。銀行預金は3%程度つくので、資金移動はそれほど起きないはず。 CBDCによって貸し出しができる=中央銀行による信用創造 中国の決済機関の手数料は安い。収益は小口金を集めて運用する利子で得るか、決済情報を基にした信用データなどの販売で得るか。0.55%程度。 決済サービスの手数料をゼロに近いほど安くして、そこから得られるデータを活用して収益を上げる。 CBDCが発行されて、その優位性が保たれるか。大きな曲がり角。 e-クローナ。リクスバンクの発行。銀行が代わりに発行する。プライベート型。信用創造のため経営が不安定になるとどうなるか。電子マネーが増えると預金が減って信用創造がdけいなくなる。ナローバンクに近くなる。 CBDCによって銀行が不要になる。小口専用ならそういうことにはならない。外国のCDBCが使えると、競争で小口に絞ることはできなくなる。 匿名性を確保できるか。カウンターパーティ匿名性と、サードパーティ匿名性。相手に開示するか、第三者に見られるか。多くの人は、気にしないのではないか。 仮想通貨はハイエクの世界を実現するか。中央銀行以外が通貨を発行する。 マネー発行を中央銀行だけにしたもは、財政ファイナンスをするため。 CBDCの支払い利便性と引き換えに、預金の流出による貸し付けの減少、プライバシーの問題。 ハッカーはビットコインの価値を認めていた。金とビットコインは国家を超越する。 キャッシュレス率、韓国は94.7%、日本は30%。決済手数料が高すぎる。振込手数料の問題。欧米では銀行が発行している。日本では、カード会社が発行している。決済情報の通信料。 Googleペイでクレジットカードからチャージできる。 手数料収入を宛にするのは間違っている。jコインやMUFGコインも同じ。 CBDCによって、現存の電子マネーが影響を受ける。 デジタル通貨が一般的になると、デジタル通貨同士の争いになって、最後は手数料はゼロになるはず。 日本では、従来の銀行システムがレガシーとなって、CDBCの発行を妨げている。 ECBはデジタル通貨の導入の検討をしている。ディエムに金融の自治を奪われないため。 銀行はナローバンクになり、CDBCの仲介だけを行う。国が融資(信用創造)をする。 最後の貸し手の役割がなくなれば、中央銀行は国債引き受けのためにだけ、存在することになる。
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リブラ、ディエム、ビットコイン、イーサリアム、CBDC、、、 それほど新しい知識はなかったが、金融政策が効かなくなる仕組みは、理解できた
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通貨覇権を目指す「デジタル人民元」を前に、大きく後れを取った米国と日本。 という内容から、筆者の市場予測がガンガン書いてあり面白い。デジタル通貨という概念の入門書としても最適な構成になっている。 ブロックチェーンや仮想通貨に多少縁あれば、今後の世界観にわくわくして読める一冊。 ...
通貨覇権を目指す「デジタル人民元」を前に、大きく後れを取った米国と日本。 という内容から、筆者の市場予測がガンガン書いてあり面白い。デジタル通貨という概念の入門書としても最適な構成になっている。 ブロックチェーンや仮想通貨に多少縁あれば、今後の世界観にわくわくして読める一冊。 三年ながら、本書に書いてある1/3は、すでにリアルタイムで結果がでてしまっていて笑える部分もある。 また、過去のブロックチェーンや仮想通貨系のメディアの中で、もっともブロックチェーン周りの歴史が体系化して記載されていた。サトシナカモトと仲間の話、マウントゴックス事件、ビットコインの高騰理由やがデジタルゴールド化するまで、しっかり描かれている。
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