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10文字ホラー(3) 星海社FICTIONS
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/11/17 |
JAN | 9784065261507 |
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10文字ホラー(3)
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
長いようで短かった、10文字で語られる怖い話たちもついにこれで最後。想像しただけで恐ろしいそんな話達と別れるのは寂しいですね。 それとも、自分の想像力に苛まれる必要がなくなったので、ほっと一安心でしょうか? *** 1巻、2巻と読んでついに最終巻の3巻目。膨大な応募数の中から選ばれた10文字達をお目にかかれるのもこれが最後である。相変わらず、10文字であるのに不気味で、気持ちが悪くて、怖い話達ばかりだ。 章ごとに同じ雰囲気のテーマでくくられているため、突入した世界を崩されることなく読んでいけるのでより場面を想像でき物語に没入できる。一回読んだだけでは、それって普通じゃない?というような文章も裏を読むように想像力を働かせればたちまちのうちに怖い話に化けてしまうというのも魅力的だ。 日常ベースで話が展開していき、そこに突然放り込まれる不条理や、恐怖というのも面白い。また、最初から世界が壊れているものもあり、そちらはより一層不気味な雰囲気をたたえていた。 特に人体に関わる話は嫌悪感が素晴らしい。 10文字でこれだけの世界観を展開できる創作者たちには脱帽。シリーズはこれで終了してしまったが、一旦終了したという事にして、続刊を出してもらえないものだろうか……。
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10文字という少ない文字数で情景をよく描けるなといつも感心する。 嘘をつかないであろうペットや子供を使ってホラーな情景を想像させるのが一番怖い。
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第三弾。今回は各章のタイトルが凝っています。目次の頁を見るだけで充分に楽しい一冊。 今回のお気に入りは「鏡が全て外されている」。一見なんてことない文章なんだけれど、突き詰めて考えると嫌ですよね。 「鈴が鳴る度親族が死ぬ」は、ここからホラー小説が始まりそうでいいなあ。「この部屋は出...
第三弾。今回は各章のタイトルが凝っています。目次の頁を見るだけで充分に楽しい一冊。 今回のお気に入りは「鏡が全て外されている」。一見なんてことない文章なんだけれど、突き詰めて考えると嫌ですよね。 「鈴が鳴る度親族が死ぬ」は、ここからホラー小説が始まりそうでいいなあ。「この部屋は出ないから」も、それなら怖くないはずなんだけど……うん、やっぱり怖い。
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