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少女たちの戦争
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
| 発売年月日 | 2021/11/09 |
| JAN | 9784120054761 |
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少女たちの戦争
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商品レビュー
4.1
19件のお客様レビュー
戦時下の少女たちがどのように日常を生き抜いたのか、彼女たちの思いを綴ったエッセイ集です。27人の女性著者が、青春の一瞬を切り取り、戦争という非日常の中でも普通の日々を大切にしていた様子が描かれています。彼女たちは、友人との笑い合いや美味しい食事を楽しむ中で、戦争の影を感じつつも、希望や自由への渇望を抱いていました。特に、別れの辛さや青春の喪失を語るエピソードは心に響きます。茨木のり子の詩や黒柳徹子の自責の念が印象的で、彼女たちの逞しさや強さが感じられます。戦争の厳しさの中で、少女たちが見出した日常の美しさと、そこから生まれる力強い生き様が、読者に深い感動を与える一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
著名人それぞれの戦争の記憶、思い出。どこにいたのか、何をしていたのか、世代や住んでいたところ、両親の考えなどによってそれぞれ違った暮らしぶりだけれど、共通するのは、物はなく、食べ物に飢え、空襲に慣れっ子になり、戦争に巻き込まれた時代であったこと。そして、何よりも戦争によってそれぞ...
著名人それぞれの戦争の記憶、思い出。どこにいたのか、何をしていたのか、世代や住んでいたところ、両親の考えなどによってそれぞれ違った暮らしぶりだけれど、共通するのは、物はなく、食べ物に飢え、空襲に慣れっ子になり、戦争に巻き込まれた時代であったこと。そして、何よりも戦争によってそれぞれ傷を負っている・・。
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本書は、全二十七名、太平洋戦争開戦時に満二十歳未満だった女性による、当時を語ったエッセイ集。 巻末の「この本について」によると、エッセイは著者の生年順に収録されており、最年長は当時十九歳の瀬戸内寂聴さん、最年少は当時三歳の佐野洋子さん。 年表によると1931年に満州事変が勃発して...
本書は、全二十七名、太平洋戦争開戦時に満二十歳未満だった女性による、当時を語ったエッセイ集。 巻末の「この本について」によると、エッセイは著者の生年順に収録されており、最年長は当時十九歳の瀬戸内寂聴さん、最年少は当時三歳の佐野洋子さん。 年表によると1931年に満州事変が勃発しており、このエッセイを書いたかつての少女たちは、ほとんど生まれた頃から戦争が身近にあったのだと思うと、何も言えなくなってしまう。 戦争下の状況にあって、ご飯が食べられなくてひもじい話、満州の話、インドネシアに住んでいる時に終戦した話、兵隊さんを万歳と言いながら見送ってしまった話、原爆の被害を目の当たりにした話、軍国主義の時勢であったからこそ父から特別な教育を受けられた話、若い少女の時代を制限だらけで過ごさざるをえなかった話、夏のイメージが、価値観が、戦争により一変してしまった話、親に対する様々な想いの話、女学校での青春の話、意外にも戦争というものを感じずに牧歌的に暮らせていた話………… 実に様々な、二十七人それぞれの視点や人生から、戦争があったあの頃を視て、書かれている。 それぞれが短い話であるし、エッセイであるため、とても読みやすい。 少女たちの戦争を覗き見るには、とても良い本だと思う。こうの史代さんの絵もとても良い。 彼女たちの著した本を読んでみたい(特に読みたいと思ったのが浦島草)とかなり思ったが、出版されてから時間が経っているため入手しづらそうなものが多いのがつらいところ。 今こそ彼女たちの戦争について描く小説などは復刊され読まれるべきだと思うのだが(読ませてくれ)、そんな動きは起きてはくれないでしょうかー
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本書は、まだ何者でもなかった27人の作家たちが、戦時下の「少女時代」に何を見て、どう生きたかを綴ったエッセイ集。 瀬戸内寂聴さんのエピソードにはビックリ。軍国主義一色の時代でも七面鳥を食べ、旅行を楽しむ姿は、現代の私たちと変わらない。戦後の壮絶な苦労さえ「骨身に染みていない」...
本書は、まだ何者でもなかった27人の作家たちが、戦時下の「少女時代」に何を見て、どう生きたかを綴ったエッセイ集。 瀬戸内寂聴さんのエピソードにはビックリ。軍国主義一色の時代でも七面鳥を食べ、旅行を楽しむ姿は、現代の私たちと変わらない。戦後の壮絶な苦労さえ「骨身に染みていない」と言い切る陽気さはスゴイ! 過酷な時代を生き抜いた人ならではの逞しさなのかなと感じた。 戦争がもたらす心の傷は深い。佐藤愛子さんの「さよならと言えない別れ」の辛さ。 黒柳徹子さんが綴るスルメのささやかなエピソードは、知らないうちに戦争に加担してしまっていたという自責の念。特に黒柳さんの「子供たちを泣かさない」という決意は今も変わらない。 向田さんの鰻にまつわるエピソードからは、美味しいものを食べたい、でも後ろめたさも感じてしまう。日常の中に忍び寄る戦争の影が見え隠れしている。 また、茨木のり子さんが、敗戦後にもんぺを脱ぎ捨てて「自分たちに脚があったんだ」と気づく場面は印象的だ。名詩『私がいちばんきれいだったとき』が多くの共感を呼んだ背景には、お洒落も恋も奪われ、軍国一色の青春だった女性たちの、行き過ぎた抑圧と自由への渇望があっただろう。 「初恋に悩み、美味しいものを食べたいと願い、友人と笑い合う」という少女たちの日常。それこそが、失われた時間を取り戻すように戦後を切り拓いた彼女たちの強さの源だったのではないだろうか。 この少女たちが、先日読んだ『彼女たちの戦後 12人の肖像』のように女性の自立に繋がっていたのかと思うと感慨深い。
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