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真・慶安太平記
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2021/10/28 |
JAN | 9784065249987 |
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商品レビュー
3.6
17件のお客様レビュー
松平会津藩初代藩主保科正之と由井正雪の乱を題材にした物語。父に認知されず育った正之は用心深く、知恵深く、それでいて慈しみ深い心を持つ青年に育ち、家光亡き後の徳川家を支えていく。由井正雪の正体は、、、
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帯を読むと新たな解釈の由比正雪の乱について書かれた作品だという。 ところが、人物紹介の中には由比正雪がない。 これはもしかして叙述トリックのミステリ?なんて思ってしまう。 登場人物表の筆頭は私の大好きな保科正之。 由比正雪と何の関係があるのかはわからないが、これは嬉しい。 し...
帯を読むと新たな解釈の由比正雪の乱について書かれた作品だという。 ところが、人物紹介の中には由比正雪がない。 これはもしかして叙述トリックのミステリ?なんて思ってしまう。 登場人物表の筆頭は私の大好きな保科正之。 由比正雪と何の関係があるのかはわからないが、これは嬉しい。 しかし、良い人なのだが、優しい人なのだが、あまり魅力を感じない。 父・秀忠に認めてもらうことは最初からあきらめている。 兄・家光について、思うところはあるが、差し出口をきける立場ではないことをわきまえて、何も言わない、何もしない。 もう一人の兄・忠長にこそ、慕わしいものを感じるが、それを表に表すことは徳川家を分裂させることになるので、心の奥底に想いをひた隠す。 これじゃあ話が動かないじゃないの。 対するのは、出世のために他家に養子に入り、家光に取り入って出世を果たした松平伊豆守信綱。 知恵伊豆と言われるほどの知恵者だが、「才あれど、徳なし」と言われた男。 自分がそうだから、妾腹の保科正之も出世して幕政を思うままにしたいと思っているはずと、とにかく正之を目の敵にする。 家光が大事すぎて、煙のない忠長のもとに煙を上げては家光にご注進。 親に愛されなかったコンプレックスが高じて、猜疑心の強い家光は、少しでも気に入らぬ者は排除する。 家光のお気に入り(衆道のお相手)だけが出世する。 こんな世の中はおかしいではないか、と由比正雪の乱がおきるのかと思った。 名前だけは知っているけど、具体的に何があったかよくわからない由比正雪の乱。 実は乱が起きる前に鎮圧されていたのだった。 だから詳しいことはよくわからないのか、とわたしは思ったのだが、さすがに作家は違う。 「なぜ蜂起する前に鎮圧できたのか?幕府はなぜ事前に情報を察知することができたのか?」 ここからこの作品が出来上がったらしい。 私の思う保科正之ではなかったけれど、徳川忠長ではなかったけれど、これはこれで説得力はあると思った。 それはそうだろう。 結構史実に忠実なのだから。 史実は一つだが、解釈は無数だ。
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由比正雪が誰なのか、何をした人物なのか知らず読むがストーリーは分かりやすく、保科正之目線で話は進む。 保科の性格、藩主としての威厳がないのがもどかしく肩入れしてしまう書き方やくどくない説明にあっという間に読み終え、江戸期の知識も増えいい時を過ごした。
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