- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
コロナ・アンビバレンスの憂鬱 健やかにひきこもるために
定価 ¥1,870
715円 定価より1,155円(61%)おトク
獲得ポイント6P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/16(土)~11/21(木)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 晶文社 |
発売年月日 | 2021/10/27 |
JAN | 9784794972781 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/16(土)~11/21(木)
- 書籍
- 書籍
コロナ・アンビバレンスの憂鬱
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
コロナ・アンビバレンスの憂鬱
¥715
在庫あり
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
2022年2月、新型コロナウイルスの世界的流行という未曾有の大災害の最中にいます。 日本でも感染の蔓延を防止するための対策がとられています。マスクをせずに外出することなど考えられず、飲食店は時間制限が行われ、飲食を人とする機会がほぼありません。大規模な集会やイベントも制限されてい...
2022年2月、新型コロナウイルスの世界的流行という未曾有の大災害の最中にいます。 日本でも感染の蔓延を防止するための対策がとられています。マスクをせずに外出することなど考えられず、飲食店は時間制限が行われ、飲食を人とする機会がほぼありません。大規模な集会やイベントも制限されています。 そしてそれに慣れてきている自分がいます。毎日のように居酒屋で談笑をした人達とはもう2年も会っていません。コロナ前の写真を見返して、大人数の集合写真やマスクなしで笑顔で人と近接している写真で一瞬ものすごい違和感を覚えてしまいます。コロナ前の時間のほうが人生の大半だったのに、今ではそれはまるでパラレルワールドの自分が歩んできた、別世界のものだと錯覚してしまいます。 コロナによって何が変わってしまって何が変わっていないのか。そしてその変わったことを私達はいつまでも忘れずに覚えていられるのか。人と実際に会う、ということはオンラインと何が違うのか。そんなことを考えることのできる本書です。 ひきこもって読書やNetflixなどをひたすら味わって、そんな生活もそれなりに楽しくやってきたけれど、やっぱりそろそろリアルに色んな人にあって話したいなあ。本書を読んで、人と会うということが私に不安と恐怖を感じさせたり私の存在を揺さぶったりする「暴力性」をはらんでいる一方、誰かと目の前でやりとりをするということの本能に訴えかけるような心地よさを与えてくれたことを思い出しました。 今、私はそれを求めているんだなぁと感じています。
Posted by
コロナ禍という非常事態において、「ふだん『日常という幻想』が覆い隠している様々な過程や構造が可視化される場面」を丁寧に描き解説されており、納得できるものも多かった。著者は「コロナ禍がそれほど社会や人間を変えるとは思っていない」と諦めに近いことを書いているが、当初は「パンデミックは...
コロナ禍という非常事態において、「ふだん『日常という幻想』が覆い隠している様々な過程や構造が可視化される場面」を丁寧に描き解説されており、納得できるものも多かった。著者は「コロナ禍がそれほど社会や人間を変えるとは思っていない」と諦めに近いことを書いているが、当初は「パンデミックは忘却されやすい災厄だ。だからこそ適切に外傷化される必要があり、望ましい社会的変化という瘢痕を残す必要がある」とも書かれている。最終章で、優生思想について言及し、鬼滅の刃についての論評もあり、興味深く読ませていただいたが、コロナから離れての社会論評と書かれているが、底ではつながっていると思いながら最後まで読み切った。
Posted by