hide word FILE 「言葉」から振り返る、カリスマの魂 カリスマの言葉シリーズ

大島暁美(監修)

• 販売会社／発売会社: プレジデント社
• 発売年月日: 2018/05/31
• JAN: 9784860087661

商品レビュー

2021/06/06

セブンで購入。
多分、本屋で出会っていたら買わなかっただろう一冊。

自分の青春時代を彩った、まさに人生初のオシメンだったんだろうな。今思うと。
華やかで、でもちょっぴりワルそうな世界に憧れて。
音楽が持つ力ってやつと、ビジュアルに一目惚れして。
当時の何もできない子供の私の憧れを(笑)、全部掻っ攫ってくれたような気がする。

メディアの報道とか、書籍も色々読んだけど、当時は哀し過ぎて通り過ぎてしまった言葉も、今ならスッと読める気がする。歳をとったせいか、その仕事に対する姿勢とか今でもリスペクトしたい！(笑)
「カリスマ」と崇めるのとは、私の場合違う気がするけど、今でも私の「好き」を作った人だと思う。忘れないよ。

今更ながら、しっかり読了。
改めて、歌が聞きたくなったよ。

2020/03/10

hideの自分に対する自信の無さと、他人に対する優しさを今一度再確認できる本。LUNA SEAメンバーとの繋がりも読むとアツくなるものがある。

2019/01/03

言葉と写真とともにhideを見ていく。

ビジュアルに関しては、後期は特に、今見ても全く古くない。zilchに関してはキレッキレ。
言葉については、hideらしい、というか、歌詞は当然のことながらワードの語感やチョイスが、あまり類似する人をこれまでも見ない。

それがすべて凝縮されているのがネーミングだと思う。

"PSYCHEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK"

こちらは特に有名だが、

"LEMONed"

こちらも意味に加え語感も良く、そうきたかーという衝撃を受けるワーディング。

MCもトークもどこか丁寧でいて、独特な言い回し。
どんな本を読んでいたのだろう。三島由紀夫に触れていたことは何かで読んだことがあるが。

こういったある意味カルティックな日本人は、これからの時代でこそ必要とされている。が、音楽シーンにおいて果たして出てくるのだろうか。

はちゃめちゃなだけでなく、きちんと頭を使った。