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迷路の花嫁 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2021/10/21 |
JAN | 9784041118436 |
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迷路の花嫁
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商品レビュー
3.1
8件のお客様レビュー
敵は絶倫中年男⁉︎笑 やはり愛がないとね…ꉂ(ˊᗜˋ*) ある夜、小説家の浩三は不審な女を目撃する。 女が出てきた家には、霊媒師の全裸の死体が横たわっていた。周りには血塗れのネコが5匹鳴いている。 推理小説には絶対的な悪人が出て来がちですが、こいつには呆れた(^▽^;)...
敵は絶倫中年男⁉︎笑 やはり愛がないとね…ꉂ(ˊᗜˋ*) ある夜、小説家の浩三は不審な女を目撃する。 女が出てきた家には、霊媒師の全裸の死体が横たわっていた。周りには血塗れのネコが5匹鳴いている。 推理小説には絶対的な悪人が出て来がちですが、こいつには呆れた(^▽^;) いったいどうやったらこの方法で女を囲えるのか不思議だ。 しかもこいつが言う『霊的エマナチオンを注入』に爆笑した笑 全国の男が知りたがるであろう絶倫男のキモい誘惑笑笑 イケメンだったら良いという訳ではないが、まだマシだな。 コイツの頭の中は、そんな事でいっぱいなのだろうか。いそいそと準備万端でスタンバイする様子を想像すると吐き気がする。 しかも、囲う女は美人ばかり…。 まぁ、小説の中の世界は美しくありたいので良しとする。 そして今回の死体もまーた派手ですね(〃´-`〃)♡ 血に塗れた猫達……。 血を舐めてしまった猫も…。 死体は妖艶な美女なのでそれもまた良い✧ なんと言っても魅力的なのが家系の複雑さ。 横溝正史小説に人物メモは欠かせない。 私の脳みそでは、メモしないと後ほど絶対後悔する。 今回、金田一耕助は浩三の探偵ぶりを見守る役回り。 控えめな出演でした。 浩三、有能すぎ♡ さて、次読む横溝正史本、いよいよ『犬神家の一族』行きましょうかね❀.(*´▽`*)
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金田一耕助の物語としては異色だろう。 彼はあくまで添え物的な立場だし、推理がメインかというとそうでもない。 金田一耕助ものらしい凄惨な殺人事件も起きるが、中盤は寧ろ殺人事件の話の影がなくなるほど。 これは資産持ちの小説家の男性による、ある霊媒師に食い物にされていた女性たちの救済の物語だった。 この男が段々と羽をむしられるように丸裸になっていく終盤はすかっとできた。 女性たちも一部を除いて、いい相手と出会えて救われたのもよかった。 ただそんな彼女たちを救った英雄の末路が…… 最初は信用ならないなこいつと思いながら読んでいたのに、最後は「おい、おまえ消えるのか!?」と動揺する羽目になってしまった。 まあ、金田一耕助ものだと、この立場の人は大抵こうなるので、逃れられない運命だったのかもしれない。
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めちゃくちゃ面白かった。今までの殺人事件の謎を解いていく話というよりも、最低非道な人間にやり返すというか痛い目をドンドン見させていくというスカッとするような物語だった。いつしか、殺人事件の犯人を見つけるよりも、最低非道な人間が落ち目になっていく様子をドキドキしながら折っていた。ただ最後はハッピーエンドなんだろうけど、物悲しいもので涙が出た。もちろん奇怪な犯人を追い詰めるのも楽しいのだけど、今回みたいな敵討ちのようなスカッとする話も気分変えというか良かった。
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