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医療民俗学序説 日本人は厄災とどう向き合ってきたか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春秋社 |
発売年月日 | 2021/10/17 |
JAN | 9784393291368 |
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医療民俗学序説
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医療民俗学序説
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
タイトルが「医療民俗学序説」とあるので、一冊丸々この聞き慣れないワードの論稿なのかとわくわくして読み出したが、実際はストレートに医療民俗学を扱うのは書き下ろしの40ページほどで、あとは畑中さんがWebや雑誌媒体で書いてきたコラムでまとめられている。内容も重複するところが多く、やや...
タイトルが「医療民俗学序説」とあるので、一冊丸々この聞き慣れないワードの論稿なのかとわくわくして読み出したが、実際はストレートに医療民俗学を扱うのは書き下ろしの40ページほどで、あとは畑中さんがWebや雑誌媒体で書いてきたコラムでまとめられている。内容も重複するところが多く、ややガッカリしたが、冒頭の序説は読ませるし、他の論考も、お盆や夏の祭りに関する記載が多いため、この時期に読むのは正解だった。 医療民俗学については、ドラえもんのもしもボックスを思い出してしまった。のび太がもしもボックスで、魔法の世界にしたとき、科学文明は「あんな迷信を信じてるの?」と笑いの対象になっていた。疫病が疫神によってもたらされるとされる世界では、その疫神を退ける方法こそが、すなわち病に対処する唯一の「医療」である。お札やお祓いは単なる宗教儀礼ではない。現実に効果を発揮する実利的なものなのだ。この世界の人には「ウイルスが…」という話は通じないだろう。 人間は不可解、理不尽な物事に接したとき、そこに何らかの説明や理由を求める。日本に住む人々が、過去、そして現在、それらの物事をどう理解して、納得させてきたのか、民俗学は教えてくれる。
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「呪い」 「のろい」ではなく 「まじない」と読む方です (伝統的な)「玩具」の研究家の知人がいる むろん、「おもちゃ」そのものだけでなく 「雛な」「尚武」「七夕」などの伝統行事も 含めた「玩具」の使われている歴史的な背景を含む お話からさまざまなことを 興味深く学ばせてもらって...
「呪い」 「のろい」ではなく 「まじない」と読む方です (伝統的な)「玩具」の研究家の知人がいる むろん、「おもちゃ」そのものだけでなく 「雛な」「尚武」「七夕」などの伝統行事も 含めた「玩具」の使われている歴史的な背景を含む お話からさまざまなことを 興味深く学ばせてもらっている 畑中章浩さんの民俗学からの かずかずのアプローチにも ほぉーっ そういう視点もあるのだ という なかなか興味深いことに 気付かされる 今回は「厄災と日本人」 という関係性からの考察、 日本の歴史の中で むろん「疫病」はどんな時代にも 襲ってきた これまで 日本の庶民たちは それらの「厄災」の中で どのような「民俗の医療」を 施してきたのか ここ数年は「コロナ禍」という災い、 我々祖先の「禍への祓い」には いろいろ考えさせられることが 多い
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読了2022.01.10 日本人は、疫病や災害、戦争のことも根本の原因を究明するのでなく、何か代理のもの(妖怪や祭り)に語らせてきたのかな、という印象でした。 主体の不在を強く感じます。
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